第1回目は韓国語学習雑誌の老舗、「韓国語ジャーナル」(株式会社アルク刊)。今年10月発売号でリニューアルを遂げ、ますます「韓国エンタメファンにメリットいっぱい」の雑誌となりました。
読者層の変化に合わせリニューアル
2006年秋号に創刊以来4年ぶりのリニューアルを行った韓国語ジャーナル |
韓国語ジャーナルは2002年6月、日韓ワールドカップ開催の真っ最中に誕生し、季刊誌として現在まで18号まで発売されています。当時はやっと韓国映画が注目を浴びはじめた、エンターテイメントブームの黎明期。日本初の韓国語学習雑誌だった当時から、韓国語ジャーナルではアン・ソンギ(ご存知、国民俳優!)やチョン・ウソンなどを紹介してきました。
そして、創刊から4年を経て、今年秋に大リニューアル。編集部の美野貴美さんは、その理由のひとつに「韓流ブームによる読者層の変化」を挙げます。
「創刊当時は韓国語を学んでいたのは男性や政治に関心を持っている人が多かった。でも、韓国エンターテインメントブームによって20代~30代の女性の学習者も増えてきました。学習ページなどもこれまでは中級レベルの内容でしたが、読者層の変化に合わせ、幅広い方たちに愛される雑誌を作ってみようということになったのです」
次ページでは、エンタメファンにオススメの活用法をお伝えします。