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『グエムル』祖父&孫娘単独インタビュー(3ページ目)

韓国で歴代最高ヒットで進撃中の『グエムル』。個性溢れる家族の家長を演じたピョン・ヒボンと孫娘コ・アソンの素顔に迫りました!

執筆者:桑畑 優香

役者たちと接していていつも思うのは、「良い監督が選ぶ俳優は、素顔も魅力的である」ということ。グエムルの主人公は5人家族とやや大人数なのですが、その誰もがとても個性的でなのです。ピョン・ヒボンとコ・アソンも監督が選んだのも納得の魅力的な2人でした。コ・アソンは14歳にして「将来目標にしている女優は特にいない。いわゆるトップスターではなく、演技派と呼ばれる女優になりたい」というしっかりもの。演技派&個性派として知られるペ・ドゥナが推薦したのも納得のキュートでクレバーな女の子でした。

プロフィール

二人とも意外と(!?)映画の中のイメージそのままだった。
■ピョン・ヒボン
1942年生まれ。70年代のテレビドラマに多く出演し、独特で風変わりな役柄を演じて、熱狂的な支持を得た。その後、ポン・ジュノ監督の『ほえる犬は噛まない』で恐ろしい警備員役を好演し、それを皮切りに俳優としてのキャリアの、第2のピークを迎えている。最近の出演作でも、皮肉とユーモアの効いた強烈な個性のキャラクターを演じて、強い印象を残している。本作では一転、‘普通の父親’を演じている。この多彩なベテランは、着古してボロボロのウサギ革のベストを纏い、プラチナ製の入れ歯をつけている、韓国人なら深い親近感と信頼を抱かずにはいられない父親の姿を演じきり、今まで見せたことのない姿を披露している。
★主な出演作品
『ほえる犬は噛まない』(00)、『火山高』(01)、『殺人の追憶』(03)、『先生、キム・ボンドゥ』(03)、『公共の敵2』(05)、『クライング・フィスト』(05)

■コ・アソン
1992年生まれ。テレビドラマ「Murmur of the Heart」で見せたきらりと光る演技で、多くの視聴者を魅了した。「演技をするというのは、役柄を深い部分まで理解して、完全に染まりきること」だと語っている。その熱意とエネルギーは、大人の女優にも引けを取らない。本作で、可愛い半面、勇敢なヒョンソを演じて、待望のスクリーンデビューを飾った。

■『グエムル―漢江の怪物―』公式ホームページ
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