手渡すことが叶わなかったプレゼント
「子供は時代の宝物」というクォン・サンウ。当日はどんな素顔を見ることができるのだろうか。 |
9月7日、メディアの前に姿を現したクォン・サンウは、いつも以上に淡々した表情で語り始めました。
9月30日に行われるイベント、「MAKE A WISH with Kwon Sang Woo」は、難病と闘っている子供たちの夢をかなえることを目的に設立された非営利団体「メイク・ア・ウィッシュ」の活動にクォン・サンウが賛同を示し、実現したものです。
クォン・サンウがメイク・ア・ウィッシュに出会ったのは、2年前のこと。白血病を患う少女がクォン・サンウに会いたがっているという知らせを受けたのがきっかけでした。
「最初に病院を訪ねたときは、正直に言って僕の中には形式的な気持ちもなくはありませんでした」というクォン・サンウ。
病室で対面を果たした少女はすでにこん睡状態。その傍らの壁一面にクォン・サンウの写真が貼られているのを目の当たりにして胸を打たれた彼は、次の日再度病院を訪れました。
「もしかしたら、意識を取り戻しているのでは……、そう思ったのですが、やはり彼女はこん睡状態でした。プレゼントを手渡したかったのですが叶わず、眠っている横にネックレスを置いてきました。それがその子と会った最後の機会となってしまいました」
今は亡き女の子との出会い、そして病院で目にした、病と闘う透明な瞳をした子供たちの姿-―。
その時からクォン・サンウはチャリティー活動をしたいと思うようになったといいます。
大胆なパフォーマンスも準備中!?
甥の遊び相手をよくしているというクォン・サンウは、「撮影やプライベートな生活を送るときも、通り過ぎる子供たちを見るとなでたり抱き上げたりしないと気がすまない性格」といいます。「今回のイベントでは、SEIBUドームという大舞台に立つことに緊張し、どのようにしたらファンたちを満足させることができるか心配している」とも明かしました。でも、「声援を送ってくれる皆さんの力、私の力、病と闘っている子供たちの力……それらがひとつになれば、イベントが成功するのではないかと思います」と意気込みを見せています。
「当日は、抽選での握手会や、遠く離れたファンを近くに感じるような企画も盛りだくさんにしたい」とか。会見で配られたリリースには、「クォン・サンウが人生の中で初めて挑戦する大胆なパフォーマンスを用意」「空を飛びながらファンの皆様の近くへ行くことも企画中」という気になる内容も、チラリ。
映画やドラマでは見ることができない素顔に期待!できそうです。
「MAKE A WISH with Kwon Sang Woo」公式ホームページ