感情をアクションに込めた作品
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ハ・ジウォン:「デュエリストで戦うシーンは既存の香港や日本の武術のアクションよりも映画を参考にしたというよりも、タンゴダンスなどを学び、そこにアクションを重ねたものです。アクションに感情を乗せたというよりも、感情にアクションを込めました。新しいアクションです。参考にしたというわけではありませんが、アクション映画で好きなものは、『グリーン・ディスティニー』です」
カン・ドンウォン:「ハ・ジウォンさんが上手に説明してくれたので、とくにつけ加えるえることはありません。『グリーン・ディスティニー』は、僕も見たことがあります。また、『キルビル』も見ましたが、特に参考にしたものはありません」
―最後の決闘シーンがとても官能的でした。あのシーンの狙いを教えてください。
イ・ミョンセ監督:「今回の映画で最も重要視したのは、ドラマ性よりも体の動きでした。それが一番現れていたのがラストシーンです。叶わない恋を表現したのですが、直接ラブシーンを見せるよりも、キャラクター設定が武士なのでアクションを通じて見せようと思いました」
アクションのベースは現代舞踊
とても仲が良かった3人。現場での楽しさが伝わってきた。 |
カン・ドンウォン:「映画の準備に合流したのが遅く、時間があまりありませんでした。でも、監督が要求しているものを表現するために、できるだけがんばろうと思い、監督が望むことに耳を傾けて演じるようにしました。武術や舞踊の練習をやったのですが、武術は途中でやめました。そして、現代舞踊の練習に力を入れたんです。セリフがあまりなかったので、舞踊で感情を表現するようにしました」
ハ・ジウォン:「撮影に入るまで、キャラクターについて決まっていたイメージは持っていませんでした。私が演じたナムスンの話し方や歩き方を監督と話し合いながら作っていきました。衣装も、監督が現場で私に一番合っているものを決めてくれたのです。自分のこれまでのイメージを壊し、背は低いけれど頼もしく、力強い武士のイメージを出したいと思っていました」
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