「美しき野獣」監督が語る撮影秘話(6ページ目)

キム・ソンス監督プロフィール

これがデビュー作とは思えないほど落ち着いているキム・ソンス監督。目標とする監督は『インサイダー』『コラテラル』などのマイケル・マンだと教えてくれた

監督・共同脚本を担当。1971年生まれ。ソウル芸術大学映画科在学中から短編映画で才能を発揮する。『ホテルカリフォルニア』（94）『暴力映画』（95）など男性的でダイナミックな作風が高い評価を受けてきた。自身の作品と平行し、有名監督たちの現場に参加。パク・チャヌク監督の『Threesome』（97）、ソン・ヘソン監督の『カラー』（98）、チェ・ユンソク監督の『総合病院』（99）で助監督を経験。『美しき野獣』が監督デビュー作となった。『武士－MUSA－』のキム・ソンス監督とは同姓同名。

映画「美しき野獣」ストーリー

別々の事件を追っていたふたりの男たちが、大都市ソウルで運命的な出会いを果たした。自分の直感を信じ、犯罪を力で制しようとする凶悪犯罪捜査班の若き刑事チャン・ドヨン（クォン・サンウ）。知的なエリートとして、あくまでも法に従って事件を解決しようとする中央地検の冷徹な検事オ・ジヌ。正反対のふたりが偶然出会い、巨大な組織力を持つ一人の男を追うことになる――。だが、ふたりの出会いによって、事件は予測もつかない方向へと大きく動き出していく。

2005年／125分／出演：クォン・サンウ、ユ・ジテ、オム・ジウォン

『美しき野獣』公式ホームページ