劇中では華麗なダンスを見せるパク・コニョン。実際に会った彼は、言葉遣いがステキな好青年!(写真:池田暁彦) |
韓国の国民的女優ムン・グニョンとミュージカル界の実力派パク・コニョンが演じる、愛のステップ…。『ダンサーの純情』は若きスターが演じる、韓国版『Shall we Dance?』ともいえる作品です。ダメダメだった主人公たちが、ダンスによって輝きを取り戻す、自分を表現するってステキなことだな、と思う秀作。主演のパク・コニョンに単独インタビューを行いました!
「ミュージカルを観た監督による大抜擢」
―ムン・グニョンの相手役ということで、今回のキャスティングを「大抜擢」という声もあります。出演に至った経緯を教えてください。
「ミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」で僕が演じているのを観た『ダンサーの純情』の監督が、オーディションを勧めてくれたのです。この役ができる人をいろいろなところで探していたようです。ダンスが重要な位置を占める映画なのですが、ダンスはミュージカルですでに見てOKをいただいていたため、オーディションでは主に演技をチェックされました」
―ムン・グニョンさんと共演することになったことが決まったときは、どんな気持ちでしたか?
相手役のムン・グニョンは18歳にして「国民的女優」。本作品は韓国で250万人の大ヒットとなった。©2005 SHOWEAST All Rights Reserved |
「ご存知のように、ムン・グニョンさんはとても有名な女優です。共演が決まって最初は少し緊張もしましたね。実際に会った彼女は、年齢よりも成熟し、考えも深く、他人を配慮する性格でリラックスして撮影に臨むことができました。その一方で、純粋で平凡な女子高生という印象も受けました。テレビで見ているときは、俳優としてのオーラが出ていたのですが、会ってみるととても親近感の持てる方でした」
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