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映画『クライング・フィスト』 リュ・スンボム来日会見!

殴られ屋の元ボクサーと、少年院上がりの青年の生き様を描いた映画『クライング・フィスト』。主演のリュ・スンボムが来日会見を行いました。

執筆者:桑畑 優香

殴られ屋の元ボクサーと、少年院上がりの青年の生き様を描いた映画『クライング・フィスト』。2005年のカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した本作に主演するリュ・スンボムが来日会見を行いました!!監督のリュ・スンワンは実兄で、作品を共にするのは今回4本目となります。日本を代表するボクサーも登場!の会見の模様をお伝えします

三流の人生に感動を受ける

役柄とは異なり、素顔はちょっとシャイ!?
―何度か日本に来ていますが、印象はいかがですか?
「日本はとても好きな国です。なぜならとても清潔で、掃除がちゃんとされている。ショッピングがすきなのですが、日本のブランドで好きなものがたくさんあります。ショッピングのために何度か日本に来ました。若者たちがカッコイイ街だと思っています」

―兄のスンワン監督はどんな監督ですか「独特の世界を持っている監督として韓国でも有名です。そのような世界を描く技法もまた独特です。俳優として一緒に仕事をすると新鮮で新しいことを発見できるので好きです」

―デビュー作『ダイ・バット』と今回の作品のキャラクターは似ているところがあると思いますが、キャラクターを選ぶ基準を教えてください。
「私自身は似ていると思わないのですが、三流の人生を歩んでいるキャラクターなので、そういう意味では似ているのかもしれません。
三流人生、大変な苦難の人生を歩んでいる人生を描いている作品は好き。そういう人生を描いた作品のほうが感動を受ける。これからも多くの人に感動を与えることができる作品に出ていきたいですね」

―ボクシングシーンがリアルに撮影されていますが、そのときのエピソードと、大先輩のチェ・ミンシクさんを本気で殴ることができたのか教えてください。
「チェ・ミンシクさんは私よりもずっと年上だったので心配でした。実際に撮影をしながら私のミスでチェ・ミンシクさんに大怪我をさせそうになったことがありました。パンチが入ってしまってダウンしたことがありました。その時はすみませんを連発してしまいました。でも撮影なのでそうせざるを得ません。リアルファイトのシーンでいたので、本気でやりました」

「平凡であることから抜け出すことの難しさ」役作りのエピソードは…次ページで!>>
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