配当金は銀行口座でも受け取れるようになりました
配当金の受け取り方ですが、法改正により2009年1月からふたつの方法が加えられました。
従来の方法は、郵送されてくる配当金領収書というものを郵便局などに持っていくことで配当金を受け取るか、株式を発行している企業に対し振込先の口座を指定し受け取る、というものでした。
これに加えられたものが「株式数比例配分方式」と「登録配当金受領口座方式」です。
株式数比例配分方式では、各証券会社の保有株式数に応じた配当金が、証券口座に振り込まれます。
例えばX企業の株式をA証券会社に1,000株、B証券会社に3,000株持っているとすると、配当金が一株当り10円だった場合、A証券の口座には10,000円、B証券の口座には30,000円の配当金が支払われることになります。
登録配当金受領口座方式では、指定した銀行などの預金口座(ゆうちょを除く)ですべての配当金を一括で受け取ることが出来ます。
証券会社によっては取り扱っていない方法もあるため、どの方法で受け取ることが出来るか、確認を行った方がよいでしょう。