配当金Part1「配当金とは?」
銘柄選びには配当金も重要です。
株主になると、企業の利益から「配当金」をもらうことができるようになります。そのため、この配当金も参考にして投資銘柄を決める方も多いと思います。
ですが、配当金がもらえる仕組みやその意味について実はあまりよくわかっていない、と思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、配当金の意義やその仕組みについてお話していきたいと思います。
配当金ってなに?
配当金とは、会社法で規定されている「利益配当請求権」というものに基づいて株主が受け取ることができる、企業の利益からの分配金のことを指します。
もっと簡単に言うと、企業があげた利益の一部を、資金を出資している株主が受け取れるものが配当金になります。
配当金は1株あたりに対して支払われるので、その金額は所有している株式数に比例して高くなります。
例えば1株あたりの配当金が10円だとすると、100株持っている人は1,000円の配当金が、1,000株持っている人は10,000円の配当金が受け取れることになります。
また、単元未満株(ミニ株なども含みます)を所有している場合、株主総会に参加するための議決権は得られませんが、配当金は受け取ることができるようになっています。