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金に投資すると、利子や配当はどうなるの?(2ページ目)

株に投資すれば配当金が、定期預金に預ければ利子が受け取れます。これらを受け取ることを楽しみにしている人も多いかもしれません。金投資では、利子や配当はどうなっているのでしょうか?金投資の魅力から利子や配当の扱いまで、金投資について解説していきます。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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利子や配当を生み出さない金投資
 

しかし、私達の日常生活では、金価格の上昇以外で、金の価値を実感することはあまりないかもしれません。なぜなら、金に投資しても、利子や配当を受け取ることができないからです。
利子や配当がどのくらいか数えるのも、楽しい作業ではありますが・・・

利子や配当がどのくらいか数えるのも、楽しい作業ではありますが・・・


私達は、元本以外のプラスαに、どうしても付加価値を見い出してしまいがちです。

株であれば定期的に配当金や株主優待を受けられますし、銀行で定期預金に預ければ満期時に利子を受け取ることができます。しかし、金の延べ棒は利子や配当を生み出さないばかりか、金を自分で保管する手間やコストがかかります。

デフレで金は?インフレで金は?


ちなみに、日本政府は11月20日、およそ3年半ぶりにデフレ宣言を行いました。金の価値は、デフレによってなくなることはありませんし、インフレになった場合には着実に上昇することになります。

もちろん、金価格は常に変動していますので、短期的な値動きで儲けることも可能ではあります。しかし、金そのものに価値があり、政治経済の動きにその価値が左右されにくい点を考えると、長期的に所有するという運用の方がどちらかと向いているのかもしれません。
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