原作の設定で最後はオリジナル
チーム・バチスタの栄光 |
心臓外科手術の最中に次々と起こる死の謎を追う医療ミステリー。映画版では事件を追う心療内科医・田口役を女性に設定変更して竹内結子が演じましたが、ドラマ版では原作小説通りの男性で伊藤淳史が連ドラ初主演(『電車男』は伊東美咲主演だったので)。映画では阿部寛が演じた厚労省の変人官僚・白鳥役は仲村トオル。
他の出演にエリート心臓外科医に伊原剛志、冷静な麻酔医に城田優、看護師に釈由美子。
脚本は『ブラックジャックによろしく』『曲がり角の彼女』の後藤法子。ストーリーは原作、映画とは違うオリジナルな結末にする。
主題歌は青山テルマ。10月14日スタート。
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・gooニュース:伊藤淳史芸歴21年で初の連続ドラマ主演
2008年8月25日(月)09:56
ギラギラとほのぼの
10月からのテレビ朝日系金曜21時枠は佐々木蔵之介連ドラ初主演する『ギラギラ』。原作は滝直毅・土田世紀作、ビッグコミックスペリオール連載していたホストの世界を描いたコミック。七瀬公平(佐々木)は人の心を和ませることが得意で「六本木の王」といわれた伝説のホスト。一度は引退した会社勤めをし妻子とともに普通に暮らしていたがリストラ。そのため妻(原沙知絵)には工事現場で働くと嘘をいい顔見知りのオーナー(真矢みき)の店に復帰。ライバルのホスト(三浦翔平)たちとの戦いや闇社会の権力者との対立を通し、かつてのギラギラしていた自分を取り戻していく。しかしそれは野望のためでなく、家族への愛とお客の女性たちへの優しさ。やがて、対立するホストや周囲の人間たちの心もひきつける。
今年の1月からは『斉藤さん』『鹿男あをによし』、4月からは『絶対彼氏』『猟期的な彼女』、7月からは『モンスターペアレント』と脇役として引っ張りだこの佐々木蔵之介。さまざまなタイプのキャラを演じ分けている佐々木蔵之介に制作のABCの奈良井正巳プロデューサーは「当代随一の演技派の佐々木蔵之介さんが家族思いの平凡な男、寸分のすきもない伝説のホストという公平の両面を、痛快に演じ分けていただけると思います」と期待。
佐々木は初主演について「正直驚き、感謝しております。(役柄に)人を優しく、幸せにするおもてなしの極意、ただ今研究中です。皆さまのご来店をお待ちしております」とコメント。
テレビ朝日金曜21時枠で最もヒットしたのは加藤ローサがホステスを演じた『女帝』、今度はホストでその再現なるか?
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・Sport@nifty:佐々木蔵之介が訳ありホスト連ドラ初主演
小栗旬は予告編だった
日本テレビ系のよみうりテレビが小栗旬主演でスペシャルドラマとして制作する『夢をかなえるゾウ』。しかしそれは実は予告編だった!スペシャル版が10月2日20:54~22:48放送の1時間10分後、23時58分から水川あさみ主演で連ドラ版の『夢をかなえるゾウ』がスタート。同じ日に同じ原作とタイトルでスペシャルと連ドラを連動させるのは史上初。水川あさみは連ドラ初主演。よみうりテレビが連ドラを制作するのは『乱歩R』以来4年半ぶり。
広告代理店に派遣社員として勤めているあすか(水川)は25歳の誕生日に彼にフラれ、さらに自宅マンションが火事に。ボロアパートで泣きながら「幸せになりたい」と願うと自称超有名なゾウの神様ガネーシャがあらわれて、彼が出す珍妙な課題をこなすごとに本当の幸せを学んでいく。
ガネーシャ役はスペシャル版と同じ古田新太。スペシャルの最後に水川が登場し、連ドラ第1回には小栗も出演。毎回、マリー・アントワネットら世界の偉人が登場する。
田中壽一チーフプロデューサーは「新しく始まる枠。2時間スペシャルを放送した夜に連ドラが始まったら派手な花火になるかと考えました」とコメント。
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・gooニュース:小栗旬→水川あさみでドラマ史上初の試み!