やっぱりゆるゆる堂本剛
8月2日からのフジ系土曜23時10分の土曜ドラマ枠は堂本剛主演の『33分探偵』。「金田一少年」でおなじみの堂本剛が演じる新たなる探偵は、探偵ドラマ史上もっとも「ゆる~い」探偵・鞍馬六郎。視聴者が「犯人ではない」とすぐわかる人物を「犯人はあなたですね」と独自の鋭い推理を展開、でもやっぱり犯人じゃないとみんなに突っ込まれる。タイトルの「33分」はこの土曜ドラマ枠のCMをのぞいた正味の時間、33分で解決するから。
制作担当の鹿内植Pは「つかみどころのない魅力が、33分探偵というキャラクターを最大限に魅力的にしてくれると確信しています」と期待。
原案・脚本そして演出も担当するのは『新堂本兄弟』や『堂本剛の正直しんどい』などの構成作家・福田雄一で堂本剛のキャラクターを生かせそう。これまででもっともゆるい推理ドラマ『時効警察』越えなるか?
【関連リンク】
・gooニュース:堂本剛がおマヌケ探偵役でコメディーに挑戦
だしゃあ!と菊川怜
打撃天使ルリ 1 |
『打撃天使ルリ』の原作はヤングジャンプに98年から2年間連載されていた同名コミック。原作の主人公は女子高生だったのをOLに変更。
小峰ルリ(菊川)は普段は地味に過ごしているが、ある日突然「怒り」により、拳にとてつもない力が宿り「だしゃあ!」のかけ声とともに敵をぶっとばす力をえる。敵を倒し勧善懲悪の中にも「本当の正義とはなんなのか?」と悩み、刑事との恋や家族に支えられ成長していく姿を描く。
担当の川西琢Pは「上品で知的なイメージの菊川さんが鬼気迫る怒りの表情をすることで、視聴者の方の潜在的な正義感をより大きく刺激出来ると考えました」、菊川は「今までにない私を見てほしい」とコメント。
【関連リンク】
・Yahoo!ニュース:菊川怜「だしゃあ!」悪ぶっ飛ばす“鉄拳制裁”お局OLに
人気シリーズ余力を残して終了
パート2が土曜ワイド劇場史上西郷視聴率を記録した長寿・人気シリーズ、市原悦子主演の『家政婦は見た!』が7月12日放送の第26作でついにファイナル。第一作の83年には47歳だった市原悦子も25年たって72歳。担当の関拓也Pは「番組が好調なうちに、いい形で終了させることで、市原さん演じる家政婦・秋子という素敵なキャラクターと番組を、人々の心にいつまでも残したいと願っています」とシリーズ終了の理由を。「ファイナルでは家政婦・秋子の“のぞき見人生”の集大成をお見せし、有終の美を飾りたい」と。
市原悦子は「秋子さんにはエールを送るとともに、いとおしい気持ちでいっぱいです」と名残惜しげ。市原悦子は『おばさんデカ 桜乙女の事件帖』も昨年ファイナルを迎えて残るシリーズは『弁護士高見沢響子』のみ。
ファイナルは外務官僚宅が舞台。いつものように華やかな家庭に隠された秘密を探る。ゲストは佐野史郎、かたせ梨乃。
【関連リンク】
・gooニュース:「家政婦は見た!」25年目の惜別ラスト