木村拓哉『華麗なる一族』は華麗を越えてる1月のTBS系連ドラ、木村拓哉主演で山崎豊子原作の『華麗なる一族』は既発表ですが、豪華共演陣で日曜劇場で放送されることが発表に。発表の舞台は東京のホテルニューオータニ、出演者一人一人が呼び上げられてカーペットを歩く先日終わった東京国際映画祭を思わせる演出で出席者全員が着席するまで約20分。 出席した出演者と役柄は以下のとおり。 木村拓哉・・万俵鉄平(万俵家・長男、阪神特殊鋼勤務) 北大路欣也・万俵大介(万俵家・父、阪神銀行頭取) 原田美枝子・万俵寧子(万俵家・母) 鈴木京香・・高須相子(万俵家の家庭教師・執事、大介の愛人) 長谷川京子・万俵早苗(鉄平の妻) 山本耕史・・万俵銀平(万俵家・次男、阪神銀行勤務) 相武紗季・・万俵二子(万俵家・次女) 仲村トオル・美馬中(一子の夫、大蔵省主計局次長) 吹石一恵・・美馬一子(万俵家・長女) 山田優・・・安田万樹子(銀平の婚約者) 稲森いずみ・鶴田美佐子(料亭「つる乃家」の女将、鉄平の叔母) 武田鉄矢・・大亀(阪神銀行専務) 中丸新将・・石川(阪神特殊鋼社長) 西村雅彦・・銭高(阪神特殊鋼専務) 笑福亭鶴瓶・綿貫(大同銀行専務) 津川雅彦 ・・永田(大蔵大臣) 他に西田敏行、柳葉敏郎、多岐川裕美、成宮寛貴、平泉成、小林隆、矢島健一といった蒼々たる面々。 原作は70年代、阪神銀行を筆頭とする財閥を形成する万俵(まんぴょう)家が舞台。父の万俵大介が銀行合併を画策し、長男・鉄平は傘下の阪神特殊鋼の専務で自社の高炉建設に着手。しかし二人は出生の秘密をめぐり確執を繰り広げる、と経済と家族関係の二軸を骨太に描く。 60年代の神戸を舞台とするため、当時の風景を求めて上海にセットを組んですでに8月から収録をスタート。 脚本は橋本裕志、演出は福澤克雄・山室大輔、石丸プロデューサは「視聴者の記憶と記録に残る作品にしたい」とコメント。 1月14日スタート。 女王・天海、教室から演歌へ来年1月からの日本テレビ系土曜21時枠は天海祐希主演の『演歌の女王』、昨年大ヒットした『女王の教室』と「女王」は同じだけどその他はまったく違う作品でタイトル通り演歌歌手が主人公。大河内ひまわりは、39歳(天海と同じ)の売れない演歌歌手。大阪下町のたこ焼き店で生まれ、父に「おまえの歌は日本一や」と言われ演歌にのめり込む。 しかし父は13歳の時にカケオチ。母は再婚し邪魔者扱いされて上京。演歌歌手としてデビューするが、20代の時に出した「女のわかれ道」がかろうじて5万枚の小ヒットでその後は売れないまま。現在は500万円の借金を背負い、歌手活動しながらパートで暮らす日々。そして結婚か演歌かの選択を迫られることに…… 「日本一不幸な女」として毎回訪れる災難に前向きに立ち向かう姿を泣き笑いで描く。もちろん歌は天海祐希本人が暑苦しく歌い上げる。 脚本・遊川和彦、プロデューサ・大平太は『女王の教室』と同じ組み合わせ。 なんでもできる篠原涼子来年1月からの日本テレビ系水曜22時枠は篠原涼子主演の『ハケンの品格(仮)』。中園ミホ脚本・櫨山裕子プロデューサの『anego』トリオが再び結集、今度のヒロインは業務を完璧にこなし所有する資格は28個で時給3000円の食品会社に派遣のスーパーOL・大前春子。ただし笑わない、誰にでもいいたいことをいう、定時で必ず帰る、口癖は「それが何か?」という愛嬌ゼロのキャラ。 300人もに取材してリアリティーにこだわり、派遣社員の女性が報われるような「お仕事エンタテイメント」をめざす。 最近の連ドラ主演俳優はだいたいヒットしたパターンを続ける「らしい」キャラじゃないと受けないものですが、篠原涼子は『アンフェア』のハードボイルドキャラもこなすなどいろいろなキャラを成功させています。新キャラはどのように演じるのでしょうか。 次は「上戸彩、中国の次は夢のハワイ」「渡辺謙と結婚以来の南果歩」 「お騒がせ中村獅童の代役に松田龍平」の三本です |