2/3 主人公『明智光秀』を唐沢寿明が [ドラマ] All About

１月から木村拓哉『華麗なる一族』

１月からのTBS系連ドラに木村拓哉が主演。作品は『白い巨塔』『不信のとき』など近年、次々とドラマ化される山崎豊子原作の『華麗なる一族』。

原作は70年代、阪神銀行を筆頭とする財閥を形成する万俵（まんぴょう）家が舞台。父の万俵大介が銀行合併を画策し、長男・鉄平は傘下の阪神特殊鋼の専務で自社の高炉建設に着手。しかし二人は出生の秘密をめぐり確執を繰り広げる、と経済と家族関係の二軸を骨太に描く。
そして今回のドラマは舞台が関西でなのかはさだかではありませんが、時代背景は原作通りの70年代。
原作や74年に相次いでつくられた映画版、ドラマ版では父（映画は佐分利信、ドラマは山村聰）が主人公ですが、今回のドラマ版は長男・鉄平（映画は仲代達矢、ドラマは加山雄三）が主人公。今回はいつもの『HERO』の検事役でもそのままだったロン毛を10センチカット。

その他のキャストは未発表ですが主演級をそろえることになるとのこと。木村拓哉はすでに15日から撮影に入ると気合いが入ってます。放送枠は未定とのことですが、TBS系１月からはすでに『花より男子』のパート２が発表になっており、日曜劇場が『華麗なる一族』、金曜ドラマが『花より男子２』、未発表の残る一作が木曜22時というのが順当なところでしょう。

ちなみに原作のモデルとなったのは太陽銀行と神戸銀行の合併。合併して太陽神戸銀行となりますが、バブル崩壊後の金融危機で三井銀行と合併しさくら銀行となり、さらに住友銀行と合併し現在は三井住友銀行。もはや太陽も神戸もなくなっております。

３年後の大河ドラマ主演含み？

NHK、来春の正月時代劇は小澤征悦主演の『堀部安兵衛』。

剣豪・堀部安兵衛の少年時代から高田馬場の決闘までをえがく。共演に松尾れい子、宇梶剛士、松方弘樹、安兵衛幼少期を演じる早乙女太一は大衆演劇・劇団朱雀の二代目で北野武の『座頭市』で時代劇デビュー済み。

小澤征悦は先日まで放送の『ちいさこべ』につづいてのNHK時代劇主演。これは大河ドラマの主演テストの可能性がありますね。来年が内野聖陽『風林火山』で次が宮崎あおい『篤姫』、その次の３年後？

『検事霞夕子』真矢みきで復活

「火曜サスペンス劇場」が「ドラマコンプレックス」に切り替えてから苦戦がつづいている日本テレビ系火曜の２時間ドラマ枠。ついにあきらめて10月31日から「火曜ゴールド」に改題。

第一作から酒井法子主演のサスペンス『出張料理人～最期の晩餐届けます～』とサスペンスに舵を戻してきましたが、さらに11月7日の第二作は「火サス」のヒットシリーズ『検事霞夕子』が復活。

桃井かおりで始まり鷲尾いさ子、床嶋佳子と引き継がれた霞夕子の四代目にはいかにも仕事ができる女キャラの真矢みき。設定もアレンジして私生活は謎、また井上和香演じる女性事務官が彼女に振り回されることに。

日本テレビの２時間ドラマの路線変更はまだ暫定のもので、来年の１～４月に抜本的に見直しをはかるそうです。