ドラマ/秋ドラマ情報

わかりやすいのがポイント『危険なアネキ』(2ページ目)

秋ドラマ・ナンバー1ヒットは『危険なアネキ』。ものすごいわかりやすさ加減はあのヒットドラマに相通じるものがあります。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド

裏番組に苦労『野ブタ。』『1リットルの涙』

こちらは内容としては悪くないけど裏番組の影響を受けているグループ。

『野ブタ。をプロデュース』は裏が二週連続で『踊る大捜査線 THE MOVIE』なのに視聴率をとられてしまいました。同じ枠で今年『ごくせん』『女王の教室』と大ヒットと中ヒットがあったのでフジテレビのマークがきつくなりつぶしにかかっています。それでもつぶされることもなくそこそこの線を保っています。
内面的にはややこしいはなしですがストーリーは「いじめられっ子の転校生を救うために人気者に仕立て上げる」と簡単に説明できるし再浮上はまだ可能でしょう。3話目の裏の映画は『スパイキッズ3』だ!?

『1リットルの涙』も正当派難病ものとして悪くはありません。2話で視聴率が急上昇したので注目したのですが、3話で逆戻り。ポイントは裏の『ズバリ言うわよ!』が放送しているかしていないかで、『大奥』といい細木数子の番組とドラマの視聴者層は被っているようです。


昔の名前で出ています

『恋の時間』『ブラザー☆ビート』、それに『今夜ひとりのベッドで』はどれも10年前のTBSドラマという感じでやや時代が感じられます。

それでも『恋の時間』は黒木瞳がキャリアウーマンで大塚寧々が主婦とひねっているのがポイント。これで黒木瞳が主婦だったら……視聴者の期待はそちらかもしれませんが。

『ブラザー☆ビート』は田中美佐子に往年の勢いが感じられませんが、それでも玉山鉄二・速見もこみちのイケメンコンビはがんばってます。

『今夜ひとりのベッドで』も10年前のドロドロドラマという感じですが、韓流・昼ドラの過剰なまでのドロドロさにみんななれたからなあ。

『着信アリ』は時間枠的にこんなもんとして、最後に『あいのうた』。これは好きな人とそうでない人の評価がかなりはっきり別れていてその意味で注目されます。菅野美穂・玉置浩二、それに和久井映見の掛け合いなどそこはかとなくおもしろいものがあります。しかし好きな人が少ないからこんな結果なのですが……。




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