7~9月期は一般的には『Dr.コトー診療所』だろうけど、でもなんたって『すいか』!
ちょっと変わった日常を描いているようで、実は人生の大事なことを描いている見事さ。さりげなさで『僕の生きる道』を上回り、この時点のベスト!
そして現在、10~12月期のお気に入りは『マンハッタンラブストーリー』。
ともかくおかしい、毎回ゲラゲラ笑いながら見ています。それでいながらちゃんとラブストーリーになっているというのがすごい。
登場人物が数珠繋ぎに恋愛感情を持つ構成も見事ですが、ただそれを途中でリバースさせるというのはどうでしょうか。恋心が突然なくなってしまうこともあることですが、みんながみんなそうなってしまうというのには無理を感じ、ちょっと策におぼれた感があります。
ちなみにトリッキーな恋愛ドラマという点で大石静脚本の『オトナの男』(97,TBS)を思い出します。これは『男女七人夏物語』パターンの恋愛バトルロイヤルですけど、男三人(役所広司、段田安則、西村雅彦)と女三人(松本明子、菊池麻衣子、余貴美子)が順列組み合わせのすべてのパターンを網羅するというのがポイント。見終わって、それがやりたかったのか!と感心しましたが、ドラマとしてのおもしろさはまた別のはなし。
でっ、今年はどういう年だった?