今年も残りわずか、泣いても笑っても…ってなんで年末に泣いたり笑ったりしなくちゃいけないかいまだによくわかりませんがともかく今年もあとわずか。ガイドがもっともおもしろいと思ったドラマはなにか?を考えながら2003年を振り返ってみましょう。
ドラマの視聴率が低迷している、といわれますが個人的には今年は近年ではもっとも豊作だったとおもいます。いつも「今年のベストはなんだろう」と考えながらドラマをみていますが、ここ3、4年ぐらいは「これが現時点の暫定ベストだな」と思うドラマがあると、それは年末まで動かず対抗馬がでてこない状況だったのに、今年は3ヶ月のクールごとに候補がでてきましたから。
それでは3ヶ月ごとに見ていきましょう。
1~3月期は今年視聴率ナンバーワンの『GOOD LUCK!!』がありましたが、やはりこの期のベストは『僕の生きる道』。過去の難病もののパターンをことごとくはずし、当たり前のことをきちんとやるために生きる主人公を草なぎ剛が好演しました。
4~6月期はおも~い問題を抱える『ブラックジャックによろしく』と『きみはペット』の二つが印象的。
前者はあれをテレビドラマでやったことはエラいですけど、原作を越えた度が足りないという気も。
おなじくマンガ原作の後者は小雪・松本潤がはまりまくりですが、原作がまだたどりついていない結末のつけ方がありきたりだったし「行き詰まったヒロインが同居によって癒される」というパターンとしては同じ大森美香脚本のNHK夜ドラ『ニコニコ日記』の方がよくまとまっているか。
ということで暫定ベストはまだ『僕の生きる道』。
それで今年のベストは…