それで核心の「これは買いか?」ですけど「ネットでしか見られないものはともかく買い」でしょう。
ネットでしか見られないものは、ドラマだと『PROJECT-C~キレイになりたい私たちへ』はTBSサイトで流しているブロードバンドコンテンツ、『君の手がささやいている-恋の手話レッスン』はドラマを題材にした手話講座、『ピンポン・スペシャル』はトレソーラ独占放送で、その他情報・バラエティ関係ではかなりあります。
一年ほど前に、取材でブロードバンドコンテンツを比較したことがありますが、ウェブラマなどオリジナルドラマ系はやはり画質と内容面でまだまだ。
一番よかったのが宇多田ヒカルがピノコの声をあてることで話題になった『ブラックジャック』。
『鉄腕アトム』など旧作アニメを配信するアニメディアもよく、現状では短編でベタッとした絵のアニメがブロードバンドに向いています。
未見ですが共同テレビがドラマを制作するBROADWAY CHANNELも菊川怜が案内役の短編集を配信しています。
トレソーラでも『世にも奇妙な物語』の傑作をもっと見たいところ。幻の傑作『ズンドコベロンチョ』などやってくれませんかね?
やり手で流行りものにくわしく女の子にも人気があるエリートサラリーマン(草刈正雄)。彼が「ズンドコベロンチョ」という意味不明の言葉を聞く。格好をつけて意味を聞けないので、探りをいれるけどわからない。テレビでも紹介されているけど聞こうとしたところで話題が終わってしまう。
果ては「ズンドコベロンチョいかがですか~」という売り子の声が街を流れ、駆けつけるけどすんでのところで過ぎ去ってしまう。
いよいよ知らないと日本人ではない、という状況になったところで彼は会社のズンドコベロンチョ対策室室長に任命され、就任のあいさつをしなければいけなくなり絶体絶命の状況におちいる・・・