子育て/子育て関連情報

食育ママの助けになる推奨「食育マンガ」(2ページ目)

食育という言葉もかなり浸透した昨今、お子さんにいろんな食の話をしてあげたいママたちも多いと思います。今回はそんなお子さんとの会話に役立つ情報満載のマンガをご紹介します。

執筆者:飯野 耀子

粋が好きならコレ!『おせん』

ガイドはこのマンガを読んで塩麹に挑戦してみました。お肉を塩麹につけたもの、美味しかったですよ
次にご紹介するのは、高級料亭を舞台に話が繰り広げられる『おせん』。絵がちょっとセクシーなのでお子さんに与えるのは大きくなってからのほうがいいかもしれませんが、内容は実にまじめで粋。白洲正子さんを彷彿とさせる目利きの大女将に主人公である若女将のおせんさん、板前の清さんなど下町情緒あふれるメンバーによって本当に美味しいものとは何か? もてなしとは何か?といったことが料理の紹介と共に次々登場します。

ガイドは先日、磐梯にいったのですがおせんに出てきた天然のなめこが朝市にあって、とても感動して買って帰ってきました。が、もしこのマンガを読んでおらず、「天然のなめこの美味しさ」に憧れていなかったら、ただ「普通のなめこより大きいだけ?」といった程度の感動で購入しなかったかもしれません。実際に買って食べてみたところ本当に美味しかったので(もちろん、マンガで紹介されていたなめこのおろし鍋で)、改めて情報をたくさん持っていることは美味しいものに出会える鍵だなと思った次第です。

また時々、作者の方のエッセイも登場するのですが、その中で揚げても揚げても茶色くならずに白いままのお豆腐がある話が出てきて、さすがにぎょっとしたことも。こちらは前ページの2冊とは違って既に16巻で完結しています。テレビでドラマ化された際の番組HPでもマンガ及びドラマで登場したお料理のレシピが紹介されているので、ぜひ見てみてください。

子供たちも大好き!『チーズの時間』

イタリアではチーズは塩代わりやダシを取るのに使われたりもします。
次にご紹介するのは『チーズの時間』。フランスからやってきた帰国子女の女の子が日本にチーズの美味しさを広めたいとチーズのいろんな食べ方を紹介しているマンガです。黒ビールでチーズを溶かしたディップや干し柿とゴルゴンゾーラのデザートなど。チーズが好きなお子さんであれば小さい内からいろんなチーズをストーリーと共に食べさせてあげてください。

苦手な場合は食べられるようになるヒントにも。チーズは牛乳以上にカルシウムを摂取できる食材なので、成長期のお子さんにはぜひ積極的に食べてもらいたいと思います。

>>次はお弁当に役立つ中華マンガ>>
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます