ものは言いよう
二松さんの著書「夫婦仲がよくなるちょっとした習慣」には素敵なヒントがいっぱい! |
「いつも残業ご苦労様! ○○ちゃんも受験勉強頑張ってるから、私もパートの仕事がんばるわ。いい塾に行かせてあげたいわね」
→連帯感を感じさせる言葉に。
「今月は節約上手で家計が浮いたから、次の土曜日に、家族で外食しましょう。あなたもスタミナつけて、いつも元気でいてね。」
→健康を気遣いながら、月1回家族で外食行くくらい稼がなきゃと思わせ
る。
「お風呂洗ってくれるととても助かるわ。ありがとう。月に1度でいいから洗面所も洗ってくれると嬉しいなあ。 」
→ユーメッセージからアイメッセージに!
言葉をちょっと変える、そしてそこに感謝を表す言葉や雰囲気が加わるだけでこんなに会話の色合いがかわるんですね。お子さんの立場に立ってどっちの言葉を見て育つのがいいかは一目了然ですね。またこのような会話を聞いて育つお子さんはわざわざ感謝を教えなくてもおのずと親のマネをすることで感謝することを会話や行動に取り入れることができますから自然と感謝の心が身につくのでぜひ、皆さんのご家庭でも取り入れてみてください。
ありがとうの言い方にもひと工夫
年下のご主人といつも本当に仲の良い二松さん。ご主人のお話をされる時のまゆみさんには相手を思いやる優しさがいつもあふれています。 |
「ありがとう」を言う時は相手の目を見て!
ということ。同じ「ありがとう」を言っていてもほかのことをしながら言うと、感謝の気持ちの伝わり度合は半減。本人にそのつもりはなくてもせっかくの感謝の気持ちがちゃんと伝わらないのは残念ですよね。さらに
「あなたがいるから、がんばれる」「あなたがいてくれるだけで安心」
など相手の存在感を肯定する言葉もいい状態の関係作りにはとても効果的だとか。もちろん奥様から旦那さまだけでなく、旦那さまから奥様、それからパパ・ママからお子さんに対してもこれらのことはしてあげるといいですよね。
「子どもは親の背を見て育つ」といいます。
お子さんが将来、「感謝の気持ちは親を見ていて自然と覚えた」といった言葉を言ってもらえるような背中を見せてあげてください。