「僕は母子家庭に育っているので、家の中に父親がいるというイメージがまったく持てない。だから自分に子どもができた時にどうやって接していいのか、わからないし、わからないから子どもを傷つけてしまうのではないか? ちゃんと家庭が作れないのではないか?という不安がものすごくあるんです。」
父親像がイメージできない!?
理想の父親像が見つからない…… |
このように母子家庭かそうでないかに関わらず、家族の中でなじんだコミュニケーションをとれる存在としての父親像を持てない人は意外と多くいるのではないでしょうか?
今の子どもたちには、お客さんではなく、家族として存在している「お父さん像」をたくさん持って育っていってほしいと思います。
食卓は父子関係を築き上げるのに絶好の場所
お父さんも育児参加を |
お父さんには子育てにも家庭生活にも、ぜひ参加してもらいたいですね。また、参加されているお父さんも実際たくさんいらっしゃいます。例えば挨拶などのしつけやお箸の使い方など、お母さんよりもお父さんの方が厳しいというお宅のお話もよく聞きます。
普段はお父さんとなかなか一緒の時間が取れないという場合でも、食卓は父子関係を築き上げるのにとてもいい場所ですね。これは親子のコミュニケーションを図る上でも、お父さんが食育を行うという上でも、絶好のシチュエーションだといえます。