イライラと食生活の関係
そのイライラの原因はカルシウム不足かも?! |
改めて振り返ってみると、最近、乳製品や小魚、青菜類を食べられなかったかな?と思い当たる場合があるのではないでしょうか。そうなんです、カルシウムが不足すると神経や感情のコントロール力が低下し、イライラしやすくなります。また集中力なども同時に低下するので、傷口に塩を塗りこむようにさらにイライラが増えることに。
しかも、イライラは非常に伝播しやすい感情ですよね。ママがイライラしがちだと、子どもやパパが穏やかな性格の場合でも一緒にイライラしてしまったりします。これは誰がイライラ発信地でも一緒。
そんなときは、カルシウムをたっぷり摂る食生活を心がけて、精神を安定させるころを心がけてみてください。家族それぞれの性格も徐々に穏やかになりますし、家族みんなが穏やかでいることで、イライラが生まれる要因も少なくなっていきます。
穏やかな人は概して人から好かれます。さらに穏やかな家庭で育った子どもは大らかに育ちますので、愛される性格を育成するのにはとてもいい環境なのです。
愛されるとは相手に安心感を与えること
次に考えたいのは、近年大きな問題になっている「キレる」ことについて。もちろん、人間ですから一度や二度「ブチキレ」状態になった経験というのは誰しもあること。しかし、突然キレるとか、何にキレるか予想不可能な人というのは、大人でも子どもでも敬遠されがちですよね。また、表面的にしか人が接してこなくなりますから、寂しい思いをしてしまったりします。さらにその「キレる」ことが暴力行為などにも及んでしまう場合は、乱暴者ということで子どもの場合、お友だちの親が一緒に遊ばせたがらない場合も多くなります。そうなってしまうと、キレるというマイナス点だけでなく、疎外感から被害者意識やヒガミが強くなったり、逆に攻撃性が強くなったりという弊害が加わってしまう場合もあります。
そこで、こういった傾向がある場合には、イライラ対策と同様にカルシウムを意識的に摂ることをお勧めします。納豆もいいですよ。さらに亜鉛不足もキレる要因のひとつだと云われていますので、亜鉛を多く含む牡蠣やほたて、あさりなどの貝類やナッツ類を定期的に食べるようにするといいですね。亜鉛を含む食材を食べる時は亜鉛の吸収がよくなるようにビタミンCを含んだ食材も一緒に食べるようにしてください。また亜鉛不足になりやすいといわれているジャンクフードやファストフードをあまり食べないように気をつけましょうね。