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子どもと一緒にオリジナル七草粥を作る(2ページ目)

七日正月の行事といえば七草粥。今年は平安貴族も食べた(?)古き良き七草粥をお子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょう?

執筆者:飯野 耀子

魔よけには赤いもの

今回のお粥に使った小豆・紅麹・黒ごまには共通点が。それは皮の色に含まれるポリフェノール。体を酸化させる活性酸素を除去してくれる強い味方
前ページで古代の七草をご紹介しましたが、「蓑米(かずのこぐさ)って何?」と思った方が多いかと思います。これは水田の近くによく生えるイネ科の草。近くに田んぼのない人にはちょっと手にいれにくいものです。

そこでここは現代流を取り入れて最後の一草はそのお家、そのお家オリジナル材料を選んでいれてみてはいかがでしょう?ガイドオススメは何か赤いもの。例えば最近流行りの赤米でもいいですし、ガイドは今回、紅麹(べにこうじ)を使いました。これは昔から「魔よけには赤い色」と言い伝えがあり、邪気を祓う目的を持った七草粥なので赤をプラスしてみては?ということからの提案です。

紅麹には血清コレステロール降下や血圧降下といった作用があるとされ、中華食材や健康食品のお店などでも手にいれることができます。

古代七草粥 材料(4人分)

お米 1合
小豆 大さじ1杯
黒ゴマ 大さじ1杯
アワ、ヒエ、キビ 適宜(雑穀米の素などを使ってもOK)
紅麹 小さじ1杯 (これは各ご家庭好きなものでいいですよ)
水 1リットル~ (お粥の固さの好みで増やしてください。また炊飯器で炊く場合は、各炊飯器の水位指示に従ってください)

古代七草粥 作り方

 
1.お米は洗い、他の穀物は水を入れる直前に混ぜてください。特にあづきは皮が破けやすいものなので水につけないように。中火でふきこぼれないように炊いてください。
 
2.炊き上がったら各器によそうか、土鍋などに移し熱々をいただきましょう。


7つ目の穀物ですが、今回ご紹介したものが入手困難という場合は、押し麦・はと麦・緑豆・黒豆などでも代用可能です。ゴマを白ゴマ・黒ゴマの2種類入れても大丈夫。

家族みんなで団欒しながら七草粥をを食べてください!



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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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