自宅のベランダで枝豆を育てる枝豆王子!みなさん、「枝豆王子」って知っていますか? と問いかけつつ、おそらく知らない方が多いかと思います。「枝豆王子」とは、キヤノンEOSS KissデジタルやSMAPのアルバムに楽曲を提供するミュージシャン、児島啓介さんのことなのです。児島さんは枝豆好きが高じて「世界最強の枝豆まつり」を開催したり、枝豆の歌を作ったり。その活動が認められて最近では千葉県野田市が彼に畑を提供したり、岐阜のNPOがビーンズフェスタというイベントを開催したり。また「枝豆王子」として全国の幼稚園や保育園に枝豆の授業にも来てくれます。今回は児島さんの枝豆活動を取り上げつつ、枝豆の効能と枝豆レシピをご紹介していきます。枝豆は豆と野菜の中間食材コンパニオンプラントの人参と一緒に植えると無農薬でも立派に育てることができる!枝豆って、日本人が最初に食べ始めた「食べ方」だって知っていますか? 食材と言わずなぜ「食べ方」というかというと、枝豆は大豆になる前の大豆だからです。簡単に言ってしまえば、「大人になっていない大豆」です。世界的にみて大豆を枝豆の状態で食す文化を持っているのは、日本だけだそう。それが今では、世界中に広がっているのです。英語でも枝豆は「エ~ダマ~メ」と発音するとか。 そんな枝豆は、豆と野菜の中間食材で、大豆になるとなくなってしまうビタミンCを豊富に含んでいます。このビタミンCは、熱に強いビタミンCなので加熱しても健在! さらに枝豆にはビタミンAが多く含まれているので、塩茹でであればちょっとだけ油を落として茹でるとか、味付けの時にちょっと油を加えることで吸収率が80%も上がります。ぜひ、試してみてくださいね。枝豆王子が広げる食育枝豆王子は全国どこの幼稚園、保育園でも来てくれる!問い合わせ先:keisuke@kojiman.com前述したように、児島さんはミュージシャンの顔の他に、「枝豆王子」という顔も持っています。「枝豆王子」は今年から幼稚園や保育園の行事として登場! 枝豆の紙芝居を作り、子どもたちに枝豆の育て方を指南して一緒に枝豆植えをしたとか。「毎日声をかけて育てることが大事!」と子どもたちに教えたところ、ちゃんと毎日子どもたちが声をかけていると報告が来て感激したとのこと。児島さんの枝豆への熱い思いに賛同した野田市の商工会議所は、枝豆農家の方を紹介し、畑のオーナーと一緒に畑を拡張しての農業体験を企画しています。九十九里では、春には田植え、秋には収穫を楽しむ農業体験ツアーも企画。さらに児島さんには、枝豆の美味しさを外国の人に一人でも多く伝えたいという夢もあります。枝豆は日本が世界に誇れる文化なので、冷凍ではなく生の枝豆を茹でたときの美味しさを知ってもらいたいんだとか。まだまだお父さんのおつまみという色の強い枝豆なのですが、いろんな活動を通して枝豆のよさを知ってもらい、枝豆が家族団欒に貢献する食材になることも提案したいと言っています。>>次は枝豆王子も採用! ガイドオススメの枝豆ご飯の作り方>>12次のページへ