ご先祖様へのお土産はおだんご
お盆に提灯として使われるほおずき。最近では本物のほおずきに電球を入れたオブジェもあります |
飾りに使うのは、農作物以外に花やほおずきなどです。ほおずきは提灯(ちょうちん)の代わりとして使います。ちなみに日本ではあまり知られていませんが、メキシコなど暑い国ではほおずきは食べ物なんですよ。甘酸っぱくてカロテンが豊富なので、美容にも健康にもいい食材として最近、日本でも注目されています。ドライになっているものもあるのでぜひ、試してみてください。
次に、ご先祖様が牛に乗せて帰るといわれるお土産。これはおだんごがお土産として飾られるのが一般的です。おはぎを飾るところもあるよう。後はそれぞれのご先祖様が好きだったもの。みなさんのご先祖様は何がお好きでしたか?
迎え火飾り 材料
蓮の葉 1枚(お盆の季節になるとスーパーなどで売っています。なければ里芋の葉でも可)ほおずき
なす
きゅうり
にんじん
ピーマン
なし
ぶどう
じゃがいも
トマト
野菜をかざる台、お皿など 1枚
以上は代表的なものです。家庭菜園をお持ちの方など、自分で作ったものをお供えしても大丈夫です。
迎え火飾りの作り方
核家族化で、家族同士や祖父・祖母との交流が希薄になっているといわれている昨今。お盆のような日本の伝統行事を親子で一緒に用意することで、親子間の交流も図れますし、自分達のルーツについて話をする機会にもなると思います。
都会では7月にお盆をするところが多いようですが、別に8月にしても構いません。ぜひ今年のお盆は家族みんなで用意をしてみてくださいね。
<関連コンテンツ>
- 法事・法要の手順 (冠婚葬祭)
- お盆に思うこと。後世に何を遺せるか。 ご先祖様が遺してくれたものは? (相続・相続税)
- 特集 お盆・里帰り