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心理テストでわかる、常識にとらわれない子育て

常識ばかりにとらわれていると、毎日、苦しくてイライラの子育てを続けなくてはいけません。では、何をすればいいのでしょうか? お教えします。

執筆者:谷口 賢晋

文章:谷口 賢晋(All About「子育ての悩み相談」旧ガイド)

イライラ解消「思い込みノート」の活用

Q
5歳になる我が子(男の子)が私の言うことを聞かないため、毎日イライラします。叱っても、褒めても反抗ばかりします……。反抗期だと考え、諦めるしかないのでしょうか?

子育てのイライラ
イライラはかならず解消できる。それには思考の展開をちょっと変える必要がある
A
イライラは、価値観の違いからくると言われています。言い方を変えると、違う価値観を受け入れられないと、人はイライラします。極端なことを言うと、人それぞれの思い込みがイライラを招きます。食事は静かにするものだと思っている人は、騒がしく話しながら食べる人がいるとイライラします。同じことで、食事は楽しく話しながらするものだと思っている人は、だまって食事している人にイライラすることになります。

そこで自分がもっている思い込みに気づくことだけでも、かなりイライラは減ってきます。私は毎日、たくさんのイライラに苦しんでいる人に「思い込みノート」をおすすめしています。ノートに何を書くかというと、「疑いようもないほど当たり前のルール」を書きます。たとえば、次のようなことです。
  •  子どもは親の言うことを聞かねばならない
  • 反抗はよくない
  • 夢は大きくあるべきだ

今まで意識もしなかったような自分の中の常識を書き出します。書き出すことで新しい価値観が見えてきます。「反抗は成長の証拠」「夢は大きくても小さくてもいい」など、今までとは違った価値観を受け入れられるようになります。そして、子育てのイライラが減ると同時に、子どもが親の言うことをよく聞くようになったという話をよく聞きます。

「価値観の違い心理テスト」でわかること

次に、価値観の違いについて、心理テストをしてみましょう。2つのハートマークを想像してください。1つは、真っ白のハートマークです。もう1つは、真っ赤に塗りつぶされたハートマークです。この2つのハートマークが溶け合うことをイメージしてみてください。


>> どんなハートができあがりましたか?
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