ホワイトソルガム
第4の穀物と呼ばれ、小麦粉アレルギー対策として期待されるホワイトソルガム
農林水産省は2007年8月24日、輸入小麦の卸売価格を10月から10%引き上げると発表しました。理由はオールトラリアの干ばつや、バイオエタノールの利用が増加したことなどで小麦の国際価格が急騰しているため。これに伴い、小麦を原材料にしている食品であるパンやうどんなどの値上げも心配されますが、これに一躍かいそうなのが、第4の穀物と呼ばれる「ホワイトソルガム」。

もともと日本ではアレルギーの代替食として出回っているのですが、中野産業により「国内初のホワイトソルガムの味噌」なるものも登場しています。パンやうどんも小麦だけでなくこの「ホワイトソルガム」を使うことで食品の幅が広がりそうです。今回、この小麦アレルギーのお助けとなるホワイトソルガムについて詳しくご紹介します。

小麦粉の代替食品ホワイトソルガムって何?

ホワイトソルガムは、イネ科タカキビの一種で、米国では小麦・トウモロコシ・大豆に続く「第4の穀物」として注目されています。熱帯アフリカ原産で紀元前3,000年にエジプトで栽培された記録があり、アジアでも紀元前より栽培されていましたが、日本には室町時代に中国から伝来したと言われています。特徴は、

1、小麦粉に含まれるグルテンが含まれていないので、グルテンアレルギーの方のための対応食品として安心して使用できます

2、必須アミノ酸(リジン・ロイシン・イソロイシンなど)を含みます

3、ミネラルが豊富です。鉄は白米の約4倍 、カルシウムは白米の約2倍、マグネシウムは白米の約5倍です(日本分析センター調べより)。

4、ビタミンB群が豊富です

5、食物繊維が豊富で、白米に比べ約5倍を含みます

6、不飽和脂肪酸を多く含みます(キャロル・フェンスター博士が2003年7月アメリカ穀物協会の会議で行った講演の資料他より)

7、渋みのもと(タンニン)を取り除き、ほとんど無味無臭で味付けしやすく、素材の味を活かせます。

またホワイトソルガムは、遺伝子組み換えの作物ではありません。製造は専用ラインなので、他の粉と混入することはなく安心して使えます。食べやすいのでアレルギーの方のみに別調理する手間も省け、家族みんなで同じ料理を食べられます。

>>次はホワイトソルガムを使った料理です>>