育児について思うこと
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お友だちとの関わりも増えてきたお嬢様。 |
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元気に体を動かして外遊び。シックな色のコートがお似合いです。(画像提供:ママと呼ばないで in オランダ) | |
おんぶひも 例:「ニンナナンナ かるがるキャリー」(コンビ) 税込み 4,998円ここで購入!(画像提供:Orange-baby) |
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にぎりやすい丸型のベビー用歯ブラシ 例:「ぷぅぴぃ」 税込み 398円ここで購入!(画像提供:ナカムラ赤ちゃん店)ガイド:
育児用品については、どうでしょう?
赤かっぱさん:
育児法というのは、その土地その土地の文化が基盤になっています。あちらの国ではOKなことが、こちらではNGである、といったことはよくあります。そうした違いが、今度は育児グッズの違いをも生み出すようです。
ガイド:
たとえば、どういうものがありますか?
赤かっぱさん:
おんぶひもですが、こちらでは、だっこひもはあっても、背負うものはありません。あっても、金具を通した登山用のリュックみたいなものなのです。家事をする間に背中に背負っていれば楽かと思いましたが、重いのはかえって家事の妨げになりそうで……(笑)。あちこち探したんですが、結局、育児思想の違いからかおんぶひもは存在せず、これは、しかたなく、日本から取り寄せることになりました。
ガイド:
家の中でちょいとしょったりするのにも、おんぶひもはとても便利ですよね。
赤かっぱさん:
ほかにも、最初に持たせる歯ブラシも、棒状のものは危ないので避けたいと思っていましたが、こちらには、安全でデザインに優れたものが見つからず、結局、日本から取り寄せることにしました。
ガイド:
では、ヨーロッパでの育児グッズのいい点は、どんなところですか?
赤かっぱさん:
日本だとお世話が畳の上のことも多いので、立ち上がるときにひざや腰に負担がかかりますね。こちらは椅子の生活スタイルなので、沐浴やおむつ交換も、立ってできる道具がそろっていますので、それは、大きな利点だと思います。
ガイド:
やはり、育児グッズは、その地域の文化と生活習慣に根ざしている、という最初のご感想に戻るわけですね。今回は、ベルギーへのお引越しをひかえて、ご多忙な中、インタビューをご快諾くださいまして、ありがとうございました。
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