子育て/子育て関連情報

音痴は遺伝しない!子どものための発声教育(2ページ目)

音感を育てるカギは3歳までの子ども時代にあり! 音楽好きになると、一生の宝物になりますね。リズム感の良い子に育てるコツとは?! 今回は子どもの音感を育てる親子のかかわり方についてご紹介します。

執筆者:松原 美里

オススメの練習メニューは動物の鳴き声!

ママと赤ちゃん
ママと一緒なら、リラックスして音感を身につけられます
家庭で身近にできる発声教育は、何といっても日常生活の中でのママとの掛け合いです。子どもにとって一番効果的なのは、ママが表情豊かな声で子どもと一緒に歌を歌うこと。まずは一緒に「あ~」と声を出すところから始めてみてください。

近藤先生が大人の教室でも取り入れているものに、動物の鳴き声を物真似するエクササイズがあります。
  • 犬の鳴き声「ワォ~ン、アンアン!」

  • 猫の鳴き声「ニャァ~ン、ニャオ~ン」

  • 狼の鳴き声「ウォウー!」

  • 鳥の鳴き声「チュンチュン」など
こういった動物の鳴き声で子どもと会話をすると、子どもも楽しくなってどんどん乗ってくるので、知らずに発声の練習が出来てしまうのです。その他にもこんなものも有効です。
  • ラッパの音「パッパパパッパー」

  • ヨーデル

  • テレビCMのモノマネ
子どもは歌うときのママの呼吸を真似て、深い呼吸を身につけていきます。そして「体は呼吸のポンプである」ということを体で覚えていくのです。ママは気負わずに楽しみながら、子どもの発声の意欲を育ててあげましょう。

リズム感は洋楽で身につける!

子どもの音楽教育というと、一般的にクラシック音楽は音域が広いので耳が良くなるとか、正しい日本語を覚えたり情緒を育むのには童謡が良いとされています。

もうひとつおすすめなのが洋楽。洋楽のノリを聞いて育つと、リズム感を体で覚えることができるのです。ぜひママの好きな曲を選んで、お子さんと一緒に楽しみながら歌ってみてくださいね。こういった家庭での親子のかかわりが、お子さんの音楽的能力の基礎になります。応用として、音を体で表現するリトミックなどの音楽教育もいいですね。

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