全米で大ブーム！英語×スポーツのおけいこ(4ページ目)

英語を目的でなく手段にできる

シーソーでバランス感覚を養うゆうたくん

子どもが英語を話せるようにと英会話スクールに通わせてみても、実際に机に座って学ぶようなレッスンだと、頭で考えすぎてしまって、逆に英語への抵抗感が強まってしまうことも。My Gymでは、子どもたちはプレーヤーの英語を必死で聞き、また自分の意思を伝えようとする強い気持ちから、自然と英語が体に染み込んでいきます。

イチローや世界で活躍している日本人選手などもそうですが、英語を手段にしてその先に達成したいことがあると、人は英語を自然と身に付けていくもの。こちらでは、本場アメリカで生まれたメソッドを同じ感覚で体得していくため、日本人の子どもでも、英語を手段にして、プレーヤーとのコミュニケーションを深めるようとします。そして、子どもたちの口から「I did it！」と自然に英語がこぼれます。

チャレンジを通じて、順応性を身に付けられる

My Gymの運動と英語を通じて、子どもたちが手に入れていくものは、チャレンジ。鉄棒やバランス遊びなど、それまでは苦手に感じていたことでも、楽しい雰囲気の中でプレーヤーにサポートをしてもらいながらを繰り返すことで、自然に体で覚えていくのです。

時代の変化に対応する体力を付けられる

運動がニガテな子でも、楽しみながら体を動かせる工夫がたくさん

さて、このMy Gym、はたしてどういうきっかけで始まったのでしょうか？ それは、現代の日本で子どもたちが強く生きていくためのエッセンスにもつながります。アメリカでは20年ほど前から、治安の悪化とともに子どもがなかなか外で遊べず、ゲームに傾倒していくことで、肥満児が増えるといったさまざまな影響が出始めていました。そこで、肥満児の解消とともに、体力を付け、自分で考えて行動することで成功体験を積んでいくこと、順応性を身に付けて子どもが自分で生きていくための力を育むことを目的にMy Gymが始まりました。

日本でも、近年の治安の悪化やゲーム環境の進歩、コミュニケーション能力の低下などを考えると、これはアメリカだけの問題だけではなく、まさに今日本の子どもたちにも必要とされている能力とも言えるでしょう。

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