乳児育児/乳児育児関連情報

イライラせずにできる、お着替えのコツ(2ページ目)

子どもだけでは時間がかかるお着替え。ついつい手を出してやってあげてしまうなんてことありませんか?子どもが自分でお着替えを覚えられるコツを一緒に考えてみましょう!

執筆者:松原 美里

年齢別お着替えのコツ

  • 0歳……まだ言葉は話せませんが、ママの声はしっかり聞いて頭の中に貯めています。「お手てを通してみようね」「あんよはどこかな?」など、どんどん声を掛けながら着替えさせましょう

  • 1歳……自我の芽生えで、自己主張をしたりいろいろやってみたい気持ちに駆られる時期でもあり、「ママのお手てはどこから出てくるかな?」「ここにあんよを入れてみようね」という声掛けに自分で手や足を動かして応じようとします。親子の共同作業です。この際、ゲーム感覚で楽しくコミュニケーションをとりながら一緒に取り組んでみましょう

  • 2歳……とにかくいろいろなことに取り組んでみたい気持ちが旺盛な時期。ボタンのないTシャツやパンツなどの簡単な衣服は自分でやってみようとします。「やりたい!」という意思表示のあるところはやらせてみて、一人でできたら思い切りほめてあげましょう。また、下着の後にパジャマを着るなど、衣服を着る順番や理由なども伝えていくことで、子どもも洋服の意味を感じ取っていきます。出来ないところはママがお手本を示しながら一緒にやってみましょう。気持ちと出来ることにムラがあるので、無理強いせずに、子どものペースや気持ちを尊重してみてください

  • 3歳……一人で大体のものは着れるようになりますが、ボタンの留め方や掛ける場所・チャックの上げ下げなど、頭と指先を使って何かをする練習が始まります。出来ないと悔しくて泣いてしまったり、投げやりになったりする場面ではありますが、「落ち着いてゆっくりやってみようね」「ここまで出来るようになったね。すごいね!」と根気よく励まし続けることで、いつの間にか出来るようになってきます。

  • 4歳……衣服のすそをズボンの中にしまうなどの身だしなみことや、前後ろが合っているかどうかを確認するなど客観的に自分を見て変でないかどうかを判断する段階になります。ママが「あれっ?」と思ったことは、「シャツが出ていると格好悪いからきちんとズボンの中にしまおうね」とやさしく理由を伝えながら指導をしていってください。

    こういった年齢にぴったりな関わりをしても、うまくいかないときがあります。そんなとき、どうしたらいいかわかりますか?

    >>次ページは、お着替えをもっと楽しくするコツ>>
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