※私の経験や、私の知り合いの方の話を参考にしている部分があります。全員が同じ条件になるとは限らないことをご了承ください。また、この分野は研究が進むと、情報に変化も出てくることをご了承ください。
最初にわかることが多いのは
染色体異常の障害や脳性まひ
私の息子の場合は、様々な条件が重なり(足の障害、血糖値があがらない、声がでない等)、障害を持つ子が多く通う病院へ移送されました。そこで、専門の先生には、何かわかったのでしょう。いろいろな検査をして、染色体異常(7q-症候群)であることがわかりました。それは、生後1ヵ月目を迎える直前の日でした。ダウン症の場合も、特徴があるため、すぐにわかるようです。
また、脳性まひの場合も、早い時期に診断を受ける場合が多いです。
幼稚園や保育園の頃に診断されるのは
自閉症が多い
障害があってもなくても、大切な可愛い我が子 |
就学前検診や就学後に見つかることの多いのは
軽度発達障害&発達障害
さらに大きくなり、ピカピカの1年生を目前にした頃、地域の就学前検診の中で、少し問題が見つかる。そして、専門家を訪ね、告知を受ける。この時期には、広汎性発達障害(PDD)や、ADHD(注意欠陥・多動性障害)などの診断が多いです。
そして、就学前検診では特に問題がなく、入学も普通にしたのですが・・・いざ!お勉強が始まったり、交友関係も広くなってくると、見つかってくるのが、学習障害(LD)や、アスペルガー症候群(AS)です。
本当は昔からいた?!
わかってくれる人、サポーターが必要なんです |
ここ数年の間に、こういった障害への認知や支援がなされるようになり、わけもわからず生きにくい状態であった子(人)への、きちんとした指導が行われるようになってきています。
障害を増やすことはどうなの?と思う方もいると思います。私も実際、そう思っていた時期もありました。今まで、普通に健常な子たちと学び、遊んでいたものを、どうしてこういった障害名でわけてしまうの?と。
しかし、きちんとした支援がされるということは、その子の未来の希望の光が多く降り注ぐことになります。苦手な部分、出来ない部分・・・頑張っていても出来ないのに、頑張れ!といわれる怠けている!といわれることがなくなるのです。良い部分はいっぱいあるのです。
しかし、周囲の理解がなければ、その障害名を話しただけで、好奇の目で見られてしまうのです。これが、一番、傷つけることになるのです。障害名がついたからといって、その子(人)は、何も変わらないのです。苦手部分が見えてきた!ということなのです。きちんとした支援により、生きにくい世の中から、生きていく光が見える世の中になるのです。
国も力を入れ始めている!
文部科学省が、平成15年3月に【今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)】を発表しました。これにより、子どもたちを取り巻く教育環境に変化がきています。
ひとりひとりのニーズにあった教育を受けられるようになっていくでしょう。
個々の特徴を知りサポーターに!
障害名は、その子の持つ、苦手部分(どう頑張っても出来ない、わからないもの)や得意部分が見えてきます。それぞれの、得意不得意部分を知り、周囲が、それに応じた対応が出来る世の中になっていくこと。それは、誰もがハッピーになれることに繋がっていくでしょう。
これから少しずつ、このような障害について、お話していこうと思っています。知ってくれる人、サポーターとなってくれる人が増えていくことが、私の願いでもあります。
■最後まで読んでくださってありがとうございます。