乳児育児/乳児育児関連情報

「物を大切にする心」をどう育てますか?

物を大切に!と、我が子に知ってほしいけれど・・・物が豊かな、今の時代に教えることが、難しい。と、私も感じています。さて、皆さんなら、どう教えていきますか?

執筆者:浅川 美映


物を大切にしていますか?

我が家には、物があふれています。【おもちゃ】も【絵本】も、たくさんあります。100円均一ショップの物が充実してきたこともあり、私自身も「100円だから、いいか!」と、カゴや雑貨を購入することが増えました。なにやらたくさん転がっています。

このように、物があふれている環境の中で、「物を大切にする」という心を、どう育てるか?は、私のテーマでもあり、日々考えること。皆さんはいかがでしょうか?

「もったいない」は、ケチなの?

【もったいない】=【ケチ】だと、思っている方はいませんか?私は、この2つは、イコールでは結べないと思うのです。【もったいない】は、物を最後まで大切に使う「合言葉」ではないのかな?と思っています。

例えば、鉛筆が短くなった!としたら、キャップを付ければ使えるよな~とか。これは、ケチではなくて、物を大切にする気持ちですよね。料理を作るとき、ニンジンや大根の皮。どうしていますか?私は、少し厚めに切って取っておき、野菜炒めやスープに利用しています。それを見ていた娘が、「え?皮も食べられるの?」と。皮だって、大根の葉だって食べられることを、やっと最近わかってきたようです。ただ、硬いから、細かく切るとか、そういった【方法】も一緒に知らせるようにしています。

皆さんは、どう思われますか?

もったいないばあさん登場?!

もったいないばあさん
『もったいないばあさん』(講談社刊 ¥1,575税込) 物を大切にする気持ち、薄れてませんか?もったいないばあさんが大切なことを教えてくれます
そこで、こんな物のあふれる世の中で、何かを伝えるために現れたのが"もったいないばあさん"。「もったいない、もったいない」と、どんどん生活の知恵を教えてくれます。

鉛筆も、キャップ付けてもダメなくらい短くなったら?もったいないばあさんは、すごい発明をします。みかんの皮だって、もったいないからと、再利用します。紙だって、失敗したらグチャグチャポイッでは、もったいないんです。

「もったいない、もったいない」と、しかめっ面をして出てくるので、ちょっと怖いおばあさん?に、見えてしまうのですが、決して怖いおばあさんではありません。おばあちゃんの知恵袋絵本という感じでしょうか。

物があふれ、「もったいない」という気持ちを、大人も忘れてしまいそうな世の中。その時代に育つ子ども達に、「もったいない」とは、どういうこと?と教えるのは、難しいのかもしれません。でも、大切なことですよね。

もったいないばあさんに、私達も、忘れそうになっていた「物を大切にする気持ち」を教えてもらい、我が子にも、物を大切にする心を、育てるお手伝いをしてもらいましょう。「もったいない」は、ゴミを減らす一歩でもありますしね。日本の未来のためにも、「もったいない」を合言葉に、物を大切にできる子ども達に育てていきましょう!


☆最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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