いきなりハサミと紙を渡しても、切れるものではありません。まずは、正確な持ち方を、しっかりと教えましょう。そして、大切な『お約束』を。
★ハサミを使うときには、座ること
★ハサミを持って歩かないこと
★ハサミは大人がいるときに使うこと
(お子さんに話すときは「パパ」「ママ」と・・とわかりやすく話してあげてくださいね。ハサミは凶器にもなりますので、お子さんが小さいうちは、必ず大人が見守る中で・・・としてください。大きな事故につながります。)
以上の3点を、はじめに約束しておきましょう。そして、余裕が出てきたら、ハサミを他人に渡すときには、必ず自分が刃の部分を握って、相手にはハンドル部分が向くようにする・・・などの、マナーを知らせていきましょう。
【細い紙がハサミの第一歩!】
いきなり大きな紙を渡しても、上手にハサミを使えません。まずは、1センチほどの細さの紙を、準備しましょう!
なぜ1センチ?
それは、子どもがハサミを「チョキチョキ」と連続で動かすことが、まだできないからです。1回で切れる太さ・・・これがポイントです。1センチは、あくまでも目安です。
【紙に目印をつけましょう!】
最初は、どこを切ればよいのか?ということを、明確に子どもに知らせるため、はっきりと線を書いてあげましょう!
「ここを、チョッキン!ってするのよ♪」と、話すことで、子どもに明確な目標が生まれます。子どものやる気もアップしますよ♪ただ、ここで注意です。線の上を切れなくても、叱らないでくださいね。あくまでも、子どもが切りやすくするための目印であって、その上を切らなくては!という線ではないということを、しっかり頭にいれておきましょう。
【紙をしっかり持つ!ことを教えよう】
当然のことなのですが、紙を持たないと、切ることはできません。
しかし、はじめてハサミに触れる子ども達は、置いたまま切ろうとすることもあるのです。また、ハサミに両手を添えて使うなど・・ということもあるのです。
利き手でハサミを持ち、もう一方の手で、紙を持つ!
大人は当然のようにやっていくことですが、子どもはわからなくて当然です。優しく教えてあげてくださいね。