◆◆トラウマって?◆◆
簡単に、いってしまえば・・・
虐待を受けた子ども等の、心に受けた傷です。
トラウマは、「ストレスホルモン」の、分泌を高めてしまうのです。
その結果として・・・虐待を受けた子どもの場合は
愛着をはじめとして、情動をつかさどる部分(大脳皮質・大脳辺緑系)が、他の子よりも、2~3割小さいのです!
また、記憶をつかさどる「海馬」の、大きさも、小さいのだというのです!
きっと、記憶に残したくない・・・そんな出来事ばかりなので、
記憶の部分を、体が、自然と、小さくしてしまうのでしょう。
人の体は、すごいですね・・・。
トラウマは、神経伝達物質が、送る信号も、狂わせるのです。
神経伝達物質とは、ニューロン(神経単位)の、配線を、指示する部分です。
ということは・・・配線に、問題が生じれば、必然的に、シプナス(神経結合)が、崩れていくということです。
イコール・・・トラウマによって、神経伝達の信号の混乱により、物を学ぶという、能力の欠落が、生じてしまうこともある!と、いうことなのです。
子どもは、たくさんのことを、吸収し、学んでいく!という、
能力を備えて、生まれてくるのです。
その能力を、生かすも、殺すも・・・
「大人次第!」ということなのです。
吸収して、学ぶ速度は、個々によって、全く違います!
その子自身を、よ~~~く見る。そして、その子に、あった、刺激を与えていく・・・大切な事です。
出来ないこと、難しい課題を、山積みにされて、「できないのか!」という、言葉の刺激ばかりだったらどうでしょう?
言葉の数は、多いかもしれませんが、子どもの脳に、良い影響を与えるとは、思えません。
子どもが自信をもてる!子どもが自信を、持つことが出来たら、次に、ちょっとしたステップを、用意していく。
「すごいね!」「じょうずだね♪」たくさんの、言葉を、聞かせてあげてください。
子どもに、良い方向への、脳への刺激を、
与えていきましょうね★
【参考文献】
0歳からの教育&4歳からの学習 TBSブリタニカ ムック
【関連】
[子供のための英語]CloseUP!「 Do you 脳 it?」
[インターネットによる幼児学習] CloseUP!「脳に良い食事とは?1回目」
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。