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投資成果を上げる!投資コスト削減の極意(2ページ目)

投資成果と言うと、値上がり益の増加でのみアップさせられると思っている人も多いのでは?投資成果は、投資でかかる様々な手数料を削減することでもアップさせることができます。どのように投資コストを考えていけばよいのかを解説していきます。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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極意1:かかるコストの種類を洗い出す

投資にかかる主な手数料としては、次のものが挙げられます。 
    投資コストの動向に常に敏感になることが大事です!

    投資コストの動向に常に敏感になることが大事です!

  • 取引を行う際にかかる手数料
株であれば売り買いの際に売買手数料がかかりますし、投資信託であれば購入の際に販売手数料がかかります。
  • 金融商品の維持管理にかかる手数料
株では口座の維持に口座管理料がかかりますし、投資信託であれば投資信託の管理に信託報酬がかかります。

極意2:コストが発生する頻度を洗い出す

次に、手数料が発生する回数を考えてみましょう。なぜなら、手数料の種類によっ発生する頻度が異なり、発生頻度が高ければその分だけ手数料金額が多くなるからです。

たとえば、株の売買手数料は買いと売りの2回コストが発生します。投資信託の販売手数料は買う時に1回発生します。手数料が発生する回数が増えるほどコスト増ですから、投資成果に影響を与えることになります。

また、株の口座管理料や投資信託の信託報酬は、1年に1回かかる場合が一般的です。つまり、長く保有すればするほど、金額が大きければ大きいほど、コストがかかります。

取引する金額や取引する頻度、そして業者によって、これら手数料の金額は異なります。現在、手数料体系は豊富にあり、投資スタイルに合わせて選ぶことができます。そして、時代の流れと共にこれらのコストも進化しています。

投資にかかる様々なコストの動向に常に気を配っていくことが、投資成果をアップさせる第一歩と言えるでしょう。
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