ラフに使うためのプリーツが新しい
Kna+「yoko-pleats」2,835円(税込)
Kna+「yoko-pleats」各2,835円(税込) 左は「納戸鼠」、右は「素色」。色は他に、萌黄、減赤、照柿、石竹、紅藤、濃縹がある |
とにかく小さくて軽い(38g!)、というか、小さく収納出来て軽いから、ポケットに入れておくことも出来るエコバッグです。しかも、通常、とても小さく畳めるグッズは、その畳み方にコツが必要だったり、不器用だと上手くいかなかったり、時間がかかったりするものですが、この「yoko-pleats」は違います。今まで見た、あらゆるエコバッグの中で、多分、最も小さくなるにも関わらず、最も畳むのが簡単なのです。
こんな風に、全体に折り目(プリーツ)が入っている |
その秘密は、バッグ全体に付けられている折り目(プリーツ)です。元々、この折り目のおかげで、ほっといても小さくまとまってくれます。それを適当に折り曲げて、くるくると巻いてボタンを留めれば、ポケットティッシュ程度の容積になって、シャツのポケットにも収納出来てしまいます。巻いて留めるから、適当で構わないのです。しかも、使用時には、そのプリーツがデザインにもなって、いかにもエコバッグです、という感じになりません。
本を10冊ほど入れたところ。プリーツがいい感じだ |
ポリ乳酸繊維は、こんな風な生地 |
色も、日本の伝統色を使っていて、落ち着いたイメージのものが多く、把手部分と収納部分の大きさのバランスも良く、折り目もアクセントになって、スーツを着ていても、さほど違和感がありません。これで10kgの荷物に耐えて、素材も、環境負担が低い新素材「ポリ乳酸繊維」で作られているという、正に「エコバッグ」です。土に埋めればバクテリアが完全に分解してくれるし、燃やしても有毒ガスは一切出ないという「ポリ乳酸繊維」は、福井県金津のメーカーと福井県工業技術センターの共同開発によるものだそうです。
こんな風に折り曲げて、くるくる巻けば簡単に収納サイズになる |
サイズ的にも、A4のファイルやバインダーが入るし、折り目のおかげで、適当にモノを突っ込んでも、それなりに収納してくれるしで、中々の使い心地。畳んだ状態の時の縁のパイピングが、やや女性的に見えるかも知れませんが、開いてしまえば、それもアクセントになっていて良い感じです。入れたモノなりに、上手く収まる感じは、他のエコバッグには無いものですし、モノグサな人には最高のセカンドバッグになると思います。
ポップアートはエコバッグによく似合う
スーパープランニング「アンディ・ウォーホール・ショッパー」2,940円(税込)
スーパープランニング「アンディ・ウォーホール・ショッパー」2,940円(税込) 写真の「GLASS」柄の他にも、アンディ・ウォーホールの代表作をプリントしたものが揃う |
言わずと知れた、アンディ・ウォーホールの作品をプリントしたショッピングバッグです。エコバッグというよりも、沢山買い物する人向きの携帯用ショッピングバッグといった方が、製品の定義としては正しいと思うのですが、折り畳んで携帯出来て、いざと言う時に使えるバッグという意味では、エコバッグ的でもあります。
本を10冊ほど入れてみた。大きめのバッグなのでゆったり入る |
エコバッグと比べると、まず生地が厚く、しっかりしています。製作というか、元になっているのが、ROOトートの「ROO-SHOPPER」なので、耐久性やデザインは申し分なし。ROOトートの代名詞でもある、表面のファスナーポケットも付いています。持ち手は5cmあるし、容量は14リットルあるし、バッグとしての使いやすさは、エコバッグのレベルではありません。もっとも、その分、収納時のサイズが大きかったり(といっても文庫本より小さいくらいなのですが)、やや重かったり(といっても88gしかありませんが)しますが、それも、エコバッグよりもしっかり作られているということです。
前面サイドにはROOトートの特徴でもあるファスナーポケットが付いている |
柄は、有名なキャンベル缶や、牛の顔、女性用の靴をモチーフにしたもの、ドルの記号を使ったものなどが用意されていますが、ガイド納富としては、写真の「GLASS」が、買い物バッグ的で好きです。