ポケットに入るメガネケースを求めて
GIORGIO FEDON「ソフトタイプグラスケース」 各色9,975円(税込) |
ガイド納富は、普段近視用のコンタクトレンズをして、乱視用のメガネを持ち歩いています。これは老眼の方も同じだと思うのですが、メガネが無いと小さな文字が読めない、という場合、街中でも、意外にメガネをかけたり外したりする機会が多く、メガネは常にスッと取り出せるようにしておきたいのです。
ところが、ポケットに直接入れるのでは、メガネが傷付いたり、落としやすかったりと危険がいっぱい(しかもガイド納富が愛用している9,999のメガネは、あまりに軽くて落としても気がつかないことも多いのです)。かといって、ストラップを付けて首から提げるのも大人としてどうかというか、ブラブラしてイヤというか。
やはりケースに収めてポケットに、というのが一番良いと思うのですが、メガネケースは、その性質上、どうしても中のメガネをしっかりとガードするため、結構大きなものや、ハードケースタイプが多く、ポケットに入れると邪魔になってしまいます。しかも、それらのケースは、出し入れを片手で出来る、というわけにもいかず、外出先でさっと掛けて、さっと外して収納、が可能なメガネケースは中々ないのです。
今回、紹介するGIORGIO FEDONの「ソフトタイプグラスケース」は、そんなメガネケース探しの最中だったガイド納富に、スタイルストアのスタッフの方が勧めてくれたもの。まあ、早い話がメガネを入れる革の袋みたいなものですが、それだからこそ良いのです。
メガネ用のジャケットのようなケース
読書用メガネから大振りのサングラスまで収納できる |
メガネは身体に近い道具であると同時に、壊れやすい光学機器でもあります。だから、多くのメガネケースはカバンの中でモミクチャにされても大丈夫なように、硬質な素材のシェルタイプが主流です。もちろん、それも大事ですが、街中での出し入れは想定されていません。また、最近のメガネは、レンズもプラスチックで、フレームも丈夫でしなやかなので落としたくらいではビクともしません(その上から踏んだりしては助かりませんが)。
だから必要なのは、落とした時に傷が付かない程度のホンの少しのガードと、ここにメガネがはいっているという、これもホンの少しの存在感、そして持っていて邪魔にならない大きさとデザイン、何より大事なのは、簡単に出し入れ出来ること。GIORGIO FEDONの「ソフトタイプグラスケース」は、その条件のほとんどを満たしていました。
まず、とにかく軽くて小さいこと。しかも小さい(H160×W78×D13mm)のに、意外に融通性が高く、小さいメガネも薄いメガネも、大きなメガネも厚いメガネも、フレームが大きなメガネも、それなりに収納してしまえるのです。少なくとも、我が家にあったメガネやサングラス(そのうち一点は、サングラスとしても大きめ)は全て収納出来ました。その結果には、実験したガイド納富が驚いてしまいました(ほんと意外だったんです)。
色んなシチュエーションでも使い勝手が良好
小さくて、軽くて(22g)でも革の質感も色調も良いので、ポケットに入れてもそれほどおかしくないというのが、ガイド納富にとって何より有り難い事でした。夏場でもサマージャケットの胸ポケットや、内ポケットにさりげなく入れておく事が出来たので、メガネが必要な時に、一々カバンを取りに行ったり、開けたりといった手間がかかりませんでした。
慣れてくると片手で出し入れ出来るようになり、さらに便利になりました。ポケットの中では、それなりの存在感になるので、軽くても、簡単に落ちる事もなく、また、使って見ると思った以上に中のメガネへのガード力もありました。内側に貼られた柔らかいフェルトとクッションのおかげでしょう。
また、コンパクトなのでカバンに入れる際も、写真のように、小さなポーチ(ヘルツのリバーシブルショルダーです)一つで出かける場合でも、他の荷物の邪魔にならず、スムーズに出し入れが出来ました。ポケットが膨らむのが嫌いな方でも、ポーチに入れて出し入れならイケるのではないでしょうか。
メガネを入れた状態での大きさは、スマートフォンやインフォバー2を一回り大きくしたくらいなので、カバンの携帯電話収納スペースなどに入れる事も出来ます。写真のように、m+のブリーフケースの外部ポケットは大きさ、高さ共に誂えたようにピッタリでした。ここなら、歩きながらの出し入れもスムーズです。
流石に、GIORGIO FEDON、元々メガネケースメーカーとして始まっただけのことはあります。合成皮革を使った小物が多いGIORGIO FEDON製品にあって、きちんと牛革を使っているあたりも、好感が持てます。