男のこだわりグッズ/文房具・小道具

二つの収納ツールでリビングに書斎空間を(3ページ目)

机上の小物から筆記具、手帳類までを一元管理できるデスクトレイと、パティションとしてもラックとしても使えるフレキシブルラックを組み合わせて、必要な時だけ出現する「どこでも書斎」を構築します。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド


リビングに現れては消える幻の「どこでも書斎」

ソファを利用すれば立派な書斎が出来上がる

例えば、リビングのソファの前に、小さなテーブルを置き、そこに普段使う小物や筆記具を収納したALSTRAINの「DESKORGANIZER」を乗せます。さらに、雑誌やノートを収納したWORTHY WORK PLUSの「フレキシブルラック」をパティションのように設置。テーブルの家にノートパソコンや普段使いのノートを広げれば、十分使える書斎の完成です。「DESKORGANIZER」は、テーブルの大きさに合わせて、30cmか45cmを選びます。

もし、手元が暗いようなら、デスクライトを一つ用意しましょう。普段はベッドサイドにおいているライトでも良いですし、雰囲気を重視するなら、ハーマンミラー社の「Leaf Light」も魅力的です。写真で使っているのは、ヤマギワの「バイオライト・エオン」。使わない時には畳んでおけるので、普段邪魔にならない優れ物のライトです。机は輸入家具屋で5000円くらいで見つけた、大小二つのテーブルがセットになったもの。この程度のものなら、1万円以下で購入できるし、普段はソファ用のサイドテーブルとして使えます。


ガイド納富の「こだわりチェック」

この「どこでも書斎」。何が便利だといって、構築するのも撤去するのも、ほとんど手間要らずなのです。また、普段使いのデスクトップアイテムをぎっしり収納した「DESKORGANIZER」は、どこに置いていても便利です。「フレキシブルラック」も、普段と書斎用の両面の使い方が出来ます。後は、ノートパソコンを使うのなら無線LANを用意しておく事くらいでしょうか。

書斎としてのステータス感を得たいなら、それこそデスクライトにこだわるという手もあります。有名プロダクトデザイナーが手がけたライトは、コンパクトで使いやすく、明るくて、でも高価です。それだけに、書斎のグレードを上げるにはピッタリではないでしょうか。どこでも書斎のスタイルを考えれば、個人的には、アルテミデの「ITIS」(48,300円)がオススメ。深澤直人デザインによる、ミニマムなデスクライトです。

これで、手元には携帯電話もあるわけで、完全な書斎と言ってもよいのではないでしょうか。ソファを独占することになりますが、それこそ一日に数時間のこと。ここは我が侭を言わせてもらいましょう。疲れたら横になる事だって可能なのです。もちろん、ソファなし、テーブルなしでも、「DESKORGANIZER」を床置きして、座布団に座って「フレキシブルラック」で仕切る、というミニマムなお座敷書斎だって、作業的には問題ありません。そして、この、狭くてささやかさが泣けてくるような空間が、でも、実際に座ってみると、妙に落ち着くのです。茶室とか方丈の庵のような、禅のムードさえ漂う「どこでも書斎」、居心地は良いです。


<関連リンク>

・ALSTRAIN「DESKORGANIZER 45cm」はスタイルストアで購入できます
・ALSTRAIN「DESKORGANIZER 30cm」はスタイルストアで購入できます

・同コンセプトで木製のmargherita「60cmペンスタンド」もあります

・WORTHY WORK PLUS「フレキシブルラック」の購入はスタイルストアで

深澤直人デザインのデスクライト、アルテミデ「ITIS」のレビューはこちら
ハーマンミラー社の「Leaf Light」のレビューはこちら
ヤマギワの「バイオライト・エオン」の購入はこちらから


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