男のこだわりグッズ/グッズ関連情報

大人の男のための一輪挿しで季節を飾る(2ページ目)

花を飾るというのは、元々大人の男の嗜みでした。今回ご紹介する大人の男のための一輪挿し「still green」と「漆とガラスの一輪挿し」なら、大人の余裕で花をさりげなく、スマートに飾ることが出来ます。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

ガラスと漆を組み合わせた、男の机上用花瓶

輪島キリモト「漆とガラスの一輪挿し」
左(小)、右(中)各6,300円(税込)
机の隅に置いていて何の邪魔にもならず、それでいて、挿した草花の存在感を柔らかく表現してくれる、そんな小さな道具としての一輪挿しが、輪島キリモトの「漆とガラスの一輪挿し」です。円柱形のガラスに漆塗りの朴木を組み合わせただけの、本当にシンプルなデザインは、ガイド納富も愛用している「YMSK"ぺンホルダー"」「名刺&メモホルダー」をデザインした山崎宏さん。この徹底して機能的なデザインの一輪挿しは、正に「大人の男の一輪挿し」と言えると思うのです。

基本のスタイルがシンプルなので、使い方で様々に愉しむことが出来ます。それこそ、道でちょっと手折ってきた草をポンと放り込むだけでも、それなりに様になるのです。また、胴はガラスなので、そこに水草などを入れて愉しんだり、いっそシーモンキーを飼ったりすることも可能。サイズも、低くて太い「小」、細くて長い「中」、太くて長い「大」の三種類あり、置きたい場所や環境によって選べます。漆部分の色も、写真の「黒」「うるみ」など三色用意されています。

もちろん、花や草ではなく、ちょっとしたコレクションの小物とか、ガラス片、クリップなどを入れても良いですし、ただ置いていても、漆の朴木の温かさとガラスのコントラストが、机上の小物として少しだけ存在感を主張して気持ち良いものです。何より、この形状ですから、洗ったり片づけたりも本当に簡単です。このメインテナンスの楽さも、男の道具という感じですね。



ガイド納富の「こだわりチェック」

さりげなく置けて、机の隅に良く似合う
ガイド納富は、花瓶の輪郭を描く「still green」(未熟という意味だそうです)に、少し背の高い緑の草を挿した時の形がとても好きです。部屋に違和感なく花を飾りたい場合、色が付いているものよりも、草や木の枝のように、色数が少ないものを選ぶ方が良いと思うのです。その方が、全体の調和を壊さずに、こだわりの雰囲気も演出してくれると思います。草や木より花が欲しいと言う場合も、緑色の花から始めて、徐々に花と部屋のバランスを考えられるようにすると、より大人の余裕を演出できるはずです。

「漆とガラスの一輪挿し」の方は、ほんとうにさりげない草花を、無造作に放り入れて、机の隅にスッと置いておくのが好きです。仕事の合間に、大好きな中国茶を飲みながら、ふと目をやると、そこにその日に道で見かけた草が揺れている、という感じが「植物のある部屋」の醍醐味だなと思うのです。

いつも花がある方が良いとは限らないのですが、ふと目に留まった花を花屋で買ってみたり、いただいた草木をそのまま飾ってみたり、というようなことが、さりげなく出来る男になるためにも、一輪挿しの一つも用意しておきたいと思うのです。そして、季節の変わり目や仕事の区切りを、机上の花で感じる余裕を持ちたいと思うのです。


<関連リンク>
>花瓶の輪郭をデザインした一輪挿し「still green」の購入はスタイルストアで
花瓶の輪郭をデザインした一輪挿し「still green」の解説&購入はアシストオンで
「still green」をデザインした徳田祐子氏が所属するRock Paper Scissorsのデザインによるユニークな筆記具Drawing Marker "ala"
「漆とガラスの一輪挿し」を製作した輪島キリモトのサイト
「漆とガラスの一輪挿し」の詳細と購入はアシストオンで(デザイナーインタビューも掲載)
「漆とガラスの一輪挿し」をデザインした山崎宏氏のYMSK「名刺&メモホルダー」のガイド記事
「漆とガラスの一輪挿し」をデザインした山崎宏氏の「YMSK"ぺンホルダー"」のガイド記事
「漆とガラスの一輪挿し」購入のお問い合わせはアシストオンへ
(店頭では扱われていますが、まだ通販は始まっていません)

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます