Stirrupラージモデル 自動巻き、18Kローズゴールドケース、カーフストラップ 価格未定、発売時期未定 |
ジュネーブで開催される国際高級時計展示会(SIHH)が、今年は1月という異例のスケジュールで開催された。新鮮な話題といえば、ラルフローレンウォッチがこのSIHHの会場でデビューを飾ったことだろう。カルティエをはじめとする著名な高級時計ブランドを傘下に収めるリシュモングループとラルフローレンが共同で設立した新会社によって今回の時計が実現した。
製品は、鐙を思わせるユニークな形の“Stirrup Collection”、ラウンドケースの薄型シンプルウォッチ“Slim Classique Collection”、クロノグラフやワールドタイムを含む“Sporting Collection”の3ラインを展開する(品名は発表時点での原語)。
Slim Classique 手巻き、18Kホワイトゴールドケース、アリゲーターストラップ、価格未定、発売時期未定 |
“Stirrup”や“Slim Classique”は、ローマ数字を配した純然たるクラシックスタイルが印象的だが、そのラグジュアリーでスタイリッシュなデザインは、アンティークウォッチの蒐集を通じて得た審美眼から、生み出されたことがわかる。
また、機械式ムーブメントは、モデルに応じてピアジェ、ジャガー・ルクルト、IWCなどを使用しているとの公式発表には興味深いものがある。
デザインにしろメカにしろグループのシナジー効果を生かし、その良きエッセンスを巧みに融合して誕生したのが、ラルフローレンの名を戴くこの新しい時計コレクションといえる。
日本での発売についての詳細はまだ明らかになっていないが、2009年の話題の一つになるのは間違いないだろう。
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ラルフローレン ウォッチ&ジュエリー
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