サントス 100 スケルトン
サントス 100 スケルトン
手巻き、パラジウムケース(46.5x54.9mm)、アリゲーターストラップ、予価614万2500円(今秋発売予定)

毎年のSIHHでは幅広い新作を発表してファンを楽しませるカルティエ。今年とくに注目を集めるのが、オートオルロジュリーの分野での成果だろう。オートオルロジュリーとは、英語ならハイウォッチメイキング、つまり同じ時計でも、とくに技術や装飾を凝らした高級時計を作ることを指す。

この分野での花形はなんといっても高度な機械式複雑時計。フライングトゥールビヨンを搭載する「タンクアメリカン」「サントス100」「バロンブルードゥ カルティエ」の3本や、トゥールビヨンにシングルボタン・クロノグラフを組み合わせた「ロトンド ドゥ カルティエトゥールビヨン シングルプッシュボタン クロノグラフ」はそれを象徴する逸品である。

ロトンドドゥ カルティエ セントラルクロノグラフ
ロトンドドゥ カルティエ セントラルクロノグラフ
手巻き、18Kピンクゴールドケース(42mm径)、アリゲーターストラップ、予価375万9000円(今秋発売予定)

独自開発された高級機械式ムーブメントもオートオルロジュリーならではの楽しみ。カルティエ自社製スケルトン・ムーブメントを搭載する「サントス100」は、ムーブメント自身が文字盤の機能も兼ねる斬新なもの。同じく自社製ムーブメントを搭載するもう一つのモデル「ロトンドドゥ カルティエ セントラルクロノグラフ」は、機械式時計の愛好家にとって、おそらく最も興味深いモデルだろう。

文字盤の下層と上層でそれぞれ時刻表示とクロノグラフ機能を分けた斬新な構造や、文字盤中心部の窓で経過時間を表示するディスク式の積算計などが特徴である。一見クラシックな3針時計に見えて、じつはクロノグラフという設計がなんともユニーク。

今後も自社開発による、いわゆる「通好み」の機械式複雑時計がカルティエから登場する模様だ。まずはその先駆けとなるモデルである。


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