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ジャン・ルソーでストラップを特注 その1(2ページ目)

愛用時計も、ストラップを取り替えるだけで表情が一変して新鮮だ。今回と次回にわたって、そんなストラップ交換の実際を紹介。フランスのトップブランド、ジャン・ルソーでオリジナル・ストラップの特注を試みた。

執筆者:菅原 茂

「レベルソ」にダブルフェイス・ストラップを組み合わせる

さて、オリジナル・ストラップを作るにあたって、東京の三田にあるジャン・ルソーのアトリエを訪ねた。日本でのオーダー品はここで職人が仕上げるため、納期は8日間という異例の速さが特色だ。

ジャガー・ルクルト「レベルソ」
変身させる時計は、ジャガー・ルクルトの「レベルソ・デュオ」(私物)。

持参した時計は、ジャガー・ルクルトの「レベルソ・デュオ」。10年以上使用している愛用品だが、ストラップは、最初の1年が純正品のブラック・クロコダイル、続いてライトブラウンのオーストリッチ。それからあとはストラップ専門メーカーのボルドーカラーのクロコダイル、マットブラックのカーフ、ライトブラウンのテジュー、そしてまた純正品のオーストリッチに戻ったという遍歴を経てきた。この機会にこれまでとはまったく異なるストラップを着けてみたいと思った。

ジャン・ルソーのアトリエ
昨年秋に開設された東京アトリエではフランスで特別な技術研修を受けたスタッフが製作に携わる。
反転式ケースを採用するユニークなリバーシブルウォッチの「レベルソ・デュオ」は、デザインの異なる二つの文字盤を備えるのが特徴。それにふさわしい、世界でただ一つのオリジナル・ストラップは作れないものか? そんな相談を持ちかけると、アトリエのスタッフは、文字盤のそれぞれのイメージに合わせて、両面クロコダイルで色違いのストラップはどうかと提案。このダブルフェイス・ストラップは名案なので、すぐに賛成する。さっそく、豊富な皮革素材をテーブルに所狭しと広げてしばしディスカッション。素材、カラー、ステッチなどなど、仕様を細かに一つずつ好みで決めていくのは、やはりオーダーならではの醍醐味。実際に製作する職人さんからデザインや細部の仕上げについて、専門的な立場から意見を聞けたのも有益だった。

こうして、鮮やかなブルーと、シックなダークブラウンのマット・クロコダイルを合わせたオリジナル・ストラップ作りが始まったのだった。完成品は次回紹介する。乞うご期待。

【問い合わせ先】
アトリエ・ジャン・ルソー 
TEL03-5785-3600
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