今年はダイバーズ・ウォッチの当たり年(3ページ目)

ブライトリングの伝説ダイバーズ

ブライトリング「スーパーオーシャン・ヘリテージ」。ケースサイズは46mmと、写真の38mm。自動巻き（COSC認定クロノメーター）、SSケース、200m防水、35万7000円

ブライトリングといえば、「ナビタイマー」に代表される航空クロノグラフがよく知られているが、ダイバーズ・ウォッチの分野でも伝説を築いたブランドである。その始まりは1957年。一体型ケースと熱処理済みガラスによって、当時としては驚異的な200m防水を実現した「スーパーオーシャン」である。その後、より高機能を求めて進化した「スーパーオーシャン」は、2000m防水モデルまで登場するに至った。

1957年の「スーパーオーシャン」

初モデルから50年を経て、今年発表されたのは、オリジナル・デザインを復刻した「スーパーオーシャン・ヘリテージ」である。最新のコレクションは、懐かしいデザインの再現にとどまらず、深海でのダイビングを前提とする腕時計として十分な機能と信頼性を備えている。

さらに、当時ブームを巻き起こした際に人気を呼んだメッシュのミラネーゼ・ブレスレットを復刻したり、ブラック、ブルー、ブロンズの３色を揃えるなど、新鮮な魅力がプラスされている点も見逃せない。

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