“Always Open”がオープンカーの醍醐味

ミニコンバーチブル
'08年11月に本国で発表された新型ミニコンバーチブル。スライディングルーフ機能付きソフトトップが採用された

ミニコンバーチブル
ロールオーバーバーは外から見えなくなり、スタイリングがより美しくまとめられた
現行ミニの新型コンバーチブル。2月上旬にオーストリアで試乗会あるから是非いらっしゃい、と言われ、一瞬オーストラリアだと思い、そうか夏だもんなぁと勘違いした。だって、冬場の海外試乗会って、だいたいスペインの南の方とか、暖かめのリゾートかなんかで行われるもの。2月のオーストリアって、真冬も真冬、厳冬最中。そんなところで、しかもオープンカーの試乗会だなんて……。

はたして、2月の第一週に訪れたオーストリア、飛行機から降り立つと雪だった。にも関わらず、現場のスタッフに悲壮感はない。むしろ、この状況にあっても笑顔が絶えない。ここまでの冬支度はしてこなかったよお?、と表情が険しくなる一方の取材陣に、でっかいダウンジャケットが手渡された。

このありえない、という状況にこそ新型ミニコンバーチブルのコミュニケーションテーマはあったのだ。“Always Open”。できるだけ幌を上げて楽しむのがオープンカーの醍醐味、というわけで、積雪地帯での試乗会という舞台設定なのだった。

ミニコンバーチブル
ルーフを開けて走行していた時間を測定するオールウェイズ・オープン・タイマーがオプションとして用意される

とはいえ、降りしきる雪の中、いきなりオープンにして走り出すのはさすがに躊躇われる。泥を盛大に被り合うプロモーションビデオを見てもなお、室内を雪にさらすは気が引けるもの。クローズドでの走り味を確認することも我らの役目、なんて大義名分を掲げ、まずはそのまま走り出した。

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