2つの顔が用意された四角張ったスタイル
全長4528mm×全幅1840mm×全高1689mmのコンパクトなサイズのプレミアムSUV |
今春の北京モーターショーでワールドプレミアされたが、その写真を見た時、正直“あちゃあ?”と思ったものだった。あまりにも正直に無骨過ぎないか?もうちょっと丸くするなり現代風にするなりできなかったものか?と。
それほど期待せずに実物と向き合ったのだが、これが意外に恰好いい。四角張っているのが逆に新鮮で、実物は写真よりも俄然ワイドに見えるし、スバルフォレスターを“失った”日本人にとっては馴染みのあるプロポーションだ。
Cクラス同様に2つの顔付きが用意されるが、オンロード仕様たるスポーツパッケージでやたらボディ同色とメッキパーツが目立つより、オフロードスタイリングパッケージの方が落ち着きもあって全体のバランスがよく、より格好良く思える。
ちなみに前者には19インチタイヤが、後者には17インチタイヤが、それぞれ装着される。1つだけ加えておくと、オフロードスタイリングパッケージだからと言って、オフロードをガンガン走ってはいけない。本格的なクロスカントリーを楽しみたいのなら、さらにオフロードエンジニアリングパッケージを選びたい。これなら、Mクラス級のオフ性能を楽しむことができる。コンパクトな分、さらに“泥んこ遊び”の楽しみが広がるかも知れない。
ナビやオーディオなどを統合制御するCOMANDシステムも採用される |
ラゲージ容量は450Lとされ、後席を倒すと最大1550Lが確保される |
GLKクラスの走りは次ページで