F800STが旅に効く理由
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同じ車種のスポーツモデルF800S。コンパクトなハーフカウルと低めのセパレートハンドルを装備している |
前ページにおいて、F800STのクセのない乗り心地を可能にしているエンジンや車体に触れましたが、ここからは、スポーツタイプのF800Sと比較しながら、このモデルのツアラーらしい装備をご紹介しましょう。
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ハイスピード走行時の風圧を抑制してくれるロングスクリーンは、寒さや雨からも身を守ってくれる |
そもそもF800STとF800Sは、エンジンからフレーム、足周りに至るまで基本コンポーネンツが全て共通しています。つまり、走行性能は同じ。しかし今回ご紹介しているF800STは、カウルのサイドパネルを大型化し、ウインドシールドにもロングスクリーンを採用。高速走行時の風圧を抑制するだけでなく、寒冷時や雨天時にも効果を発揮します。
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大型のリヤキャリアによって、積載性もアップ |
またF800Sがセパレートハンドルであるのに対し、F800STはアップハンドルを装備。よりリラックスした乗車ポジションをキープすることができ、快適にロングツーリングを楽しめる設計となっています。大型のリヤキャリアが備わっていることも、何かと荷物が多くなってしまうツーリングにはうれしいポイント。パッセンジャーのグラブバーにもなるので、より安全なタンデムが可能になります。
軽快な走りにツアラー機能を融合したF800STは、高速道路でもワインディングロードでも、さらには一般道でもそつなくその高い走行能力を発揮してくれます。あらゆる道路環境に遭遇する、国内のツーリングにピッタリな一台です。
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