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旅バイクを探せ! 8【BMW R1200R】(2ページ目)

BMWの80年以上の伝統を受け継ぐR(ロードスター)シリーズ中、もっともシンプルなモデルがR1200R。カウルを装備しないベーシックな外見や、軽量化とパワーアップを同時に実現させた機能性など、人気の秘密に迫ります。

執筆者:埜邑 博道

高回転特性が向上し、伸びのよくなったボクサーエンジン

 R1200R
低回転域から高回転域まで、力強い出力特性を見せるニューエンジン
BMWで初めてボクサーエンジンを搭載したR32が登場したのは1923年。高性能を追求するうえでは決して有利とはいえないエンジンレイアウトですが、BMWを代表するエンジンとして、いまもなお多くのモデルに採用されています。そもそもシリンダーが左右に突き出したボクサーエンジンは低重心で、地面を這うような卓越した安定感とコーナーでの軽快感を両立しています。

その伝統のボクサーエンジンの性能をさらに高めたのが、R1200Rのニューエンジン。軽量化に成功すると同時に前モデルのR1150Rより約20馬力も出力をアップし、空油冷エンジンながら109馬力もの高出力で、一般公道から高速道路まで不足のないパワーを発揮してくれます。スロットル操作に敏感に反応し、胸のすくような加速を見せてくれるこのニューエンジンは、高速クルージングはもちろんワインディングでのスポーティさも存分に楽しめる仕上がりとなっています。

軽量で低重心、1169ccの大排気量マシンにして扱いやすさも兼ね備え、安定性・安全性ともに高められたR1200R。BMWの長い歴史に裏打ちされた高い信頼性と完成度が魅力のネイキッドモデルです。




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