個人宅電話番号検索が可能に
ナビ機能は、個人宅の電話番号検索データを約2070万件収録したのが新しくなった点。25/50メートルスケールの詳細市街地図も、1006都市収録した。また、最新のストラーダポケットにも搭載していたワンタッチで地図上のランドマークをオン/オフできる機能も採用。駐車場やガソリンスタンド、コンビニなど使用頻度の高い施設を、わざわざ周辺検索せずに、地図上で簡単に見つけることができるから便利だ。画面下の表示変更ボタンの左となりのボタンでランドマークのオン/オフが可能 |
もちろん「おでかけストラーダ」とも連携。Googleマップなどで探した地点をSDカード経由で転送して目的地に設定したりできるので、ナビ内の検索データが古くなっても困らない。3Dジャイロの搭載も、新しくなった点。立体交差が多い都市部での測位が、より正確になった。
エコドライブをサポートする機能を搭載
パナソニックのナビとして初めて、エコドライブ機能を搭載したのもニュースだ。給油記録をインプットすれば燃費の管理ができるほか、走行データを元に急な加減速やアイドリング時間、高速度走行などをチェック。CO2の排出が多くなる運転をすると警告メッセージを発するなど、エコドライブを喚起してくれる。燃費の管理とドライブ診断でエコドライブをサポート |
渋滞情報は、FM-VICSを標準装備。オプションのビーコンVICSも追加可能で、ビーコンVICSを追加すれば、渋滞を考慮したルート変更もできるようになる。
純正ステアリングリモコンでオーディオ操作ができる
2画面表示に対応したのも新しくなった点。ほかにiPod/iPhoneだけではなくUSBデバイスに保存した圧縮音源も楽しめるなど、従来のCN-MW200D/100Dに比べると、AV機能を中心に機能が大幅に向上している。地図と映像を同時に視聴可能 |
さらに純正のステアリングリモコンに対応したのもうれしい点。すべてのクルマに対応しているわけではないが、電圧学習方式により、設定は簡単だし対応車種も多い。適合車種はこちらのリストで確認のこと。
iPodのビデオ再生に対応していないとか、モニターがQVGAのままなど、残念な点もいくつかあるが、コストパフォーマンスに優れたモデルといえるだろう。
【関連リンク】
・パナソニック