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iPodの動画が見られる1DINレシーバー登場!

今年のCESで発表されたiPodの動画も見られる1DINレシーバー。その日本仕様が早くも発表された!

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

3インチモニターを搭載し動画が楽しめる!

iPodをはじめとしたデジタルオーディオプレーヤーを接続して、音楽が楽しめるUSB装備のヘッドユニットは最近、どんどん増えているが、1DINサイズのデッキで動画も楽しめるモデルが登場した。ケンウッドのI-K99(42,000円)だ。

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I-K99(42,000円)は3インチTFTモニターを搭載し動画も見られる

AVナビなら、iPodの動画を見られるものも多いが高い。また2DINサイズならアルパインのiXA-W404J(52,290円)があるが、1DINサイズのレシーバーでiPodの動画を楽しめるのは、I-K99が本邦初だ。

CDやDVDドライブを持たないメカレスタイプのレシーバーで、フロントフェイスにフルカラーの3インチTFTモニターを搭載。このモニターで動画を再生できる。

本体にメモリーを内蔵し音楽&動画を保存できる

iPod/iPhone内の動画&静止画ファイルが楽しめるだけではなく、USBメモリーなどのUSBデバイスに保存したファイルも再生可能。対応するファイル形式は動画がMPEG4/WMV/H.264、音声がMP3/WMA/AAC/WAVとなっている。だから、YouTubeなどの動画投稿サイトからダウンロードしたような動画も見られる。実は、この点が、大きなポイントといえるだろう。

また本体にメモリーを内蔵し、USB経由で音楽/動画/静止画のデータを転送&保存可能。メモリー容量や転送可能なファイルは今のところ不明だが、お気に入りの音楽や動画を本体メモリーに転送しておけば、いつでも簡単に呼び出すことができる。

USBハブ対応で複数のUSBデバイスを接続

USBはフロントフェイスではなく、本体裏側。USBハブ対応で、iPod/iPhoneを接続したまま、他のUSBデバイスを2つまで接続できるのも便利だ。iPod接続のための専用ケーブルは付属している。

そのケーブルはドックコネクタの反対側がUSB/音声用ミニプラグ/映像用のミニプラグの三つ叉に分かれたタイプ。つまり、iPodの音はアナログ接続となる。その点だけは残念だが、映像も楽しめるメリットは大きいし、デジタル音源を高音質で楽しみたいなら、USBメモリーにWAVファイルを保存して楽しめばいい。KENWOOD Music Editor Liteという音楽管理ソフトに対応しているので、USBデバイスに入っている音楽の検索は、iPodのように簡単にできる。

もうクルマでCDは聴かなくていいやと考えている人には、使い勝手のいいレシーバーだと思う。なお、発売は5月の予定だ。

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